よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (170 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1266

73歳



2021年9月29日

2021年10月3日

FH0151

1回目

アルツハイマー型認知症で精神科
病院入院中。
薬物療法により精神症状は概ね安
定し、1ヶ月以上薬剤の変更は行っ
ていなかった。併用薬はバルプロ酸
ナトリウムシロップ、酸化マグネシウ
ム、リンゼス、メマンチン
接種当日は接種部位の熱感あるが
疼痛の訴えなし。接種翌日は特に
変化無し。接種2日後夜嘔吐あり。
腹部やや膨満しているが排便は
あった。接種3日後嘔吐あり。排便
大量にみられ、腹壁緊張みられず。
嘔気・嘔吐ないが、心窩部から下腹
部にかけて膨満あり。腸蠕動音微
弱。37度台の微熱。接種4日後朝か
ら38度台の発熱あり、血圧も80/40
に低下。問いかけには発語あるが
疎通不可。腹部膨満は続くが嘔気・
嘔吐なし。救急搬送直前に嘔吐あ
り、心停止に至り、心肺蘇生法が行
われながら救急搬送となる。

専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

腸管虚血

急性腸間膜虚血症の疑い
窒息の疑い
※「血栓症(血栓塞栓症を含む。)
(血小板減少症を伴うものに限
る。)」疑いとして報告
(〜11/12の情報に基づく)

窒息

不明
→血液検査(血液
検査は肝機能障
害、腎機能障害、
C反応性蛋白上
昇、好中球増加を
示し、いずれも軽
評価不能
度、血小板数:
22.7x10^4/uL(平
時:20前後
x10^4/uL))

有(嘔吐物を誤
嚥・窒息して心
停止に至った可
能性がある。)

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

コメント

血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

専門家による評価【令和4年10月7日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

評価に用いた報告内容
資料番号

血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

※〜8/5から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心血
管虚脱については評価するに足る情報はありません。し
かし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死して
ることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可能
性については否定できないと考えます。

ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心血
管虚脱については評価するに足る情報はありません。し
かし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死して
ることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可能
性については否定できないと考えます。

(〜12/3の情報に
基づく)

(〜12/3の情報に基づく)

1267

注4

36歳



2021年10月4日

2021年10月7日

FK0108

2回目

1回目接種:9月13日コミナティ筋注
FD0349 ファイザー(株)、体温
36.8℃、アレルギー歴なし、体調不
良なし
予診票での留意点はなし。
接種翌日夕方から39度台の発熱と
不明
倦怠感あり。解熱剤(ロキソニン)を
服用。接種2日後は37度台となる。
その後就寝し、翌朝呼吸停止してい
るところを発見された。

不明

(〜11/12の情報に基づく)

不明
→死亡時画像診
断(原因となる所 関連あり(接種
見は指摘できな 医療機関)
かった。)
評価不能(搬送
※搬送先医療機 先医療機関)
関からの情報に
基づく
(〜11/12の情
報に基づく)
(〜11/12の情報
に基づく)

無(接種医療機
関)
有(他要因の可
能性も否定はで
きないが、現状
況での判断は
不可。)

γ

※〜8/5から変更なし。

(〜11/12の情
報に基づく)

高血圧症
1268

1269

1270

48歳

65歳

77歳







2021年10月1日

7月末

2021年6月24日

2021年10月5日

2021年10月1日

2021年8月6日

FJ7489

不明

EX3617

2回目

2回目

2回目

※他要因の可能性の有無の項に、
「高血圧症」と記載あり。

脳幹部出血

基礎疾患等は不明。
入浴中に、死亡しているところを発
脳卒中の可能性が高い
見された。報告医師は、状況から、
脳卒中の可能性が高いと判断。

既往歴に心房細動、経皮的冠動脈
インターベーション(PCI)
併用薬:アセチルサリチル酸/ランソ
プラゾール(タケルダ配合錠)
ワクチン接種の30分後に心房細動
及び心肺停止を発症し、気管挿管
及び除細動が2回実施された。自発
呼吸が確認され、その日に他の医
療機関へ搬送。その後、状態回復し
一般病棟で療養を続けていたが、
入院中に間質性肺炎が増悪。
(〜10/7の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜9/4)後に報告
された内容))

脳幹出血

脳血管発作

評価不能

不明

関連なし

有(高血圧症)

不明

γ

γ

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反応
とは考えにくい。

※〜9/2から変更なし。

γ

γ

※〜8/5から変更なし。

間質性肺炎増悪、急性冠動脈症候

(〜12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(〜12/5)後に報
告された内容))

不明

γ

状態悪化

カテーテル検査
(実地したところ、
左前下行枝のス
テント内閉塞がみ
られたが、側副血
行路がすでにでき
ており、急性閉塞
というよりは慢性
閉塞を思わせる
所見が認められ
た。その結果、陳
旧性梗塞に伴い
壊死心筋から発 評価不能
症した致死性不
整脈と考えられ
た。)、血液検査、
血液ガス検査、X
線、CT
(〜12/24の情報
に基づく(集計・専
門家評価対象期
間(〜12/5)後に
報告された内
容))

170

不明

γ

間質性肺炎の増悪による死亡と報告されたが、経過の詳
細は不明であり、ワクチン接種との因果関係は評価できな
い。
※〜8/5から変更なし。

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反応
とは考えにくい。
※〜9/2から変更なし。

γ

注2

コメント

間質性肺炎の増悪による死亡と報告されたが、経過の詳
細は不明であり、ワクチン接種との因果関係は評価できな
い。
※〜9/2から変更なし。

症例No