資料 持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250423zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
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○ 社会保障関係費については、過去10年間、経済・物価動向に適切に配慮しつつ、社会保障を持続可能なものとするための改革を
行うことで、メリハリある予算編成を実施し、社会保障関係費の実質的な伸びを「高齢化による伸びに抑える」との方針を達成してきた。
○ 直近で診療報酬改定が行われた2024年度予算、2025年度予算(政府原案)においても、制度改革・効率化等に取り組み、
「高齢化による伸びに抑える」との方針に沿った姿を実現しつつ、年金スライドや人事院勧告等を踏まえた対応など経済・物価動向等
への配慮や少子化対策の充実、報酬改定等について適切に措置されている。
○ 今後も、この考え方に沿ったメリハリのある予算編成を実施していくことが重要。
(単位:億円)
2024年度編成
増減
社会保障関係費
2025年度編成(政府原案)
主な制度改正等
増減
+8,500
主な制度改正等
+5,600
年金
+3,200
医療
+1,200
診療報酬改定+0.88%
薬価改定等
介護
+300
介護報酬改定+1.59%
+400
+100
―
福祉等
+3,800
障害報酬改定+1.12%
+200
+1,600
児童手当の拡充
育休国庫負担引き上げ
出産・子育て応援交付金
+1,200
+1,000
+300
人事院勧告等を踏まえた保育給付の増 +300
児童手当・児童扶養手当の拡充
+200
保育所1歳児クラスの職員配置改善 +100
年金スライド +2.9%
(予算積算上の改定率)
+3,500
+2,900
年金スライド +1.9%
+2,200
薬価改定等※
▲1,300
(予算積算上の改定率)
+800
▲1,300
前期財政調整における報酬調整 ▲1,300
+1,000
※ 政府原案に含まれていた「高額療養費の見直し」については、
国会審議等を踏まえ、実施を見合わせ、本年秋に改めて検討し
5
決定することとし、予算修正が行われた。