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資料 持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ) (17 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250423zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》
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あるべき医療・介護分野の理想像①(共通認識の醸成)
○ 我が国の医療・介護は社会保険で運営されている。患者・被保険者や医療・介護現場においては、社会保険の基本理念である自助・共
助・公助の考えに基づき共通認識が醸成され、その体現に向けて活動が行われているとともに、全体が有機的に連携していることが理想。
◆医療・介護分野の関係者の共通認識(イメージ)
・最適な診療・治療を最適な方法で提供
・自立した日常生活に早く戻るため適切にサポート
・患者の意向を踏まえつつ経済的負担に配慮
・各職種の専門性を尊重しながら、利用者の医療介護
ニーズに応じて効率的かつ効果的に連携・分担
・魅力的な職場環境づくりに取組む

医療
かかりつけ医
急性・高度医療
(診療所、薬局、歯医者)
(病院)

入所・通所

信頼ある品質管理体制
や安定供給体制の確保

介護
在宅系サービス 施設系サービス 保険外サービス
(老人ホーム等) (買い物、同
(ショートステイ等)
行支援等)

ケアプラン

住まい
供給・販売

入院・通院

製薬
創薬イノベーション・安定供給
(メーカー、卸売、投資家、ア
カデミア等)
・良質で安価な薬の開発と供給
・創薬で国際競争力を確保
・信頼関係に基づき人・モノ・金・
知恵(技術)が継続的に循環

訪問

自分でしっかり
体調管理

・利用者のニーズ、心身の状況を踏まえた最適な
プランの提案(保険外サービスの活用含む)
・利用者目線に立った提案を通じて利用者との
信頼関係を構築

自助の土台

予防・健康づくり
趣味、習い事、ボランティア
(NPO法人、自治体など)

・地域に根付いたコミュニティ
での安心安全な暮らし
・孤独ではなく人とのつながり
を感じられる憩いの場

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