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資料 持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ) (41 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250423zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》
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(参考)生活習慣病にかかる診療ガイドライン
○ 諸外国等における生活習慣病に関するガイドラインでは、薬物療法で病状が安定している場合は、数か月に1度の経過観察が適当と
されるケースもある。
◆ 諸外国等における生活習慣病(高血圧や脂質異常症)の経過観察中のガイドライン
高血圧

2024 ESC Guidelines for the
management of elevated
blood pressure and
hypertension

8.4.薬物による血圧降下療法の対象となる患者の選択
…患者が確定高血圧(持続血圧 ≧140/90mmHg)と診断された場合、…生活習慣介入と薬物療
法を同時に組み合わせた血圧降下治療を開始することが推奨されます。…治療開始後は、血圧がコント
ロールされるまで、患者を頻繁に診察する必要があります (例: 1~3 か月ごとに一般開業医または専
門医に診察を受ける)。血圧は、できれば 3 か月以内にコントロールする必要があります。…
8.5. 血圧降下療法の強度と理想的な治療目標
8.5.4薬物療法の期間とモニタリング
血圧降下療法は通常慢性的で、多くの場合は生涯にわたる。…血圧がコントロールされたら、少なく
とも1年に1回のフォローアップが推奨されます。

Hypertension Canada’s 2020
Comprehensive Guidelines
for the Prevention, Diagnosis,
Risk Assessment, and
Treatment of Hypertension in
Adults and Children

高血圧のフォローアップのガイドライン
3.降圧治療薬を受けている患者は、血圧のレベルに応じて、2回連続の診察で測定値が目標値を下回
るまで、毎月または2か月ごとに診察を受ける必要があります…。目標血圧に達したら、患者は3~6か月
間隔で診察を受ける必要があります。

脂質異常症

動脈硬化性疾患予防ガイドライ
ン(2022年版)(日本動脈
硬化学会)

4.4 薬物療法のフォローアップ BQ21 薬物療法開始後には定期的な検査が必要か?
薬物療法開始後は、副作用に関連する症状に留意するとともに薬剤効果の確認と用量調節、生化学
的検査による副作用確認と生活指導への活用のため、投与開始後半年間は2~3回程度、その後は3
~6か月に一回程度、定期的に検査を行うのが望ましい。

糖尿病

Standards of Care in
Diabetes
(American Diabetes
Association)

2型糖尿病に対する薬物療法
推奨事項
9.17 投薬プランと投薬行動は、治療に影響を与える要素を勘案するため、定期的(例:3~6か月ご
と)に再評価され、必要に応じて調整を受けるべきである。(エビデンスレベル E:専門家のコンセンサ
ス又は臨床経験)
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