令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料3 (92 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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資料Ⅱ-6-14
○ 上下水道システムの多くは基礎自治体単位で設計されており、官業や規模の小ささに起因する課題も見られる。特に、小規模自
治体においては人材や財源の不足、施設の老朽化といった問題が顕在化する中、ウォーターPPPなどの官民連携によって、資源を
有効活用し、経営を効率化することが重要。
○ その際、個別委託による小規模案件の乱立は非効率であり、事業の広域化を妨げてしまう可能性にも留意。現在、複数の自治
体でウォーターPPPの導入検討が進んでいるが、アクションプランの改訂も併せ、経営の広域化など、効率化を前提とした制度設計を
促していく必要。
規模別の上下水道事業体数と平均職員数
平均職員数
246
29
43
20万人以上
20万人以上
95
102
10万人上
99
126
10万人上…
15万人未満
16
22
5万人以上
5万人以上…
10万人未満
ii) 各重点分野における取組
③ 下水道
200
100
0
下水道 0
水道
1060
881
500
1000
1500
(出所)令和4年度版水道統計・下水道統計より国土交通省作成資料を基に財務省作成。
(注)水道事業:簡易水道事業を除く
下水道事業:公共下水道事業
汚染管の改築に係る国費支援に関して、緊急輸送道路等の下に埋設されている
汚水管の耐震化を除き、ウォーターPPP導入を決定済みであることを令和9年度
以降に要件化する。このことについて、地方公共団体に周知し、ウォーターPPPの導入
検討の促進を図る。
173
189
5
5万人未満
9 5万人未満
300
PPP/PFI推進アクションプラン(令和5年改訂版)(令和5年6月2日 PFI推進会議決定)(抄)
上下水道事業体数
144
汚水管改築にあたっての方針
⇒ 令和9年度を目前に、「駆け込み」的にPPP導入を検討する自治体が増加
愛知県西三河地域における上下一体化かつ広域化の取組
ウォーターPPP導入時の形態(検討数含む)
(事業体数)
61
6
単独
広域
14
0
上下一体
(出所)国土交通省調査を基に財務省作成(令和7年10月時点)
広域かつ上下一体
⇒ 県と市町等で連携した上下水道一体化に向けて取組を開始(全国初)
(出所)第4回上下水道政策の基本的なあり方検討会(令和7年5月)