令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料3 (105 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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長大トンネル建設に伴うリスク
○ 北海道新幹線(新函館北斗~札幌間)はその8割が長大トンネルで占められているが、着工前のボーリング調査では把握しき
れなかった、巨大な岩塊の出現、地質不良などのため、工事の遅れが生じている状況であり、その結果、開業時期は令和12
(2030)年度末から令和20(2038)年度末頃まで遅れる見通しとなっている。
○ 長大トンネルには、このように事前には把握困難な地質上の問題により、完成時期が当初見込みよりも後ろ倒しになるリスクがある。
渡島トンネル
着工前のボーリング調査では把握しきれな
かった、想定を超える崩れやすい軟弱な地
質といった地質不良が存在。トンネルの崩
れ防止対策等の追加的な対策の必要性
が、トンネル工事を難航させている。
(出所)独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構資料より抜粋。
羊蹄トンネル
着工前のボーリング調査では把握できな
かった巨大な岩塊などは、その出現の度に
掘削を止め、除去作業を行う必要がある。