令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料3 (86 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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生産性向上の必要性
○ この難局を乗り越えていくためには、やはり生産性向上に向けた取組が非常に重要。国土交通省は「i-Construction 2.0」を掲げ、
2040年度までに建設現場の生産性を2023年度比で1.5倍向上させることを目指しており、これを実現するためには、年平均2.4%
程度の生産性向上が必要。
○ これまでも新技術の開発に向けた支援や、地方自治体においても新技術を活用できるような環境整備(設計・施工段階等の局面に
応じて活用可能な技術を検索可能なデータベースの提供等)などを行っている。こうした取組の実効性を高めていくとともに、公共事業
関係費も国土交通省の掲げる生産性向上の目標を織り込んだ水準としていくべきではないか。
i-Construction2.0の概要
<目指す姿>
自動化・省人化
(建設現場のオートメーション化)
i-Construction2.0 を踏まえた取組例
■新技術開発に向けた支援の例
■新技術活用に向けた環境整備の例
<建設技術研究開発助成制度>
<NETIS(新技術情報提供システム)>
3D データを活用した橋梁点検と補修設計の⾼効率
化に関する研究(令和2~4年度支援)
技術開発者
(NETIS申請者)
<3つの柱>
① 施工のオートメーション化
② データ連携のオートメーション化
(デジタル化・ペーパーレス化)
③ 施工管理のオートメーション化
(リモート化・オフサイト化)
<目標>
2040年度までに建設現場において少なくとも
省人化3割すなわち、生産性1.5倍に向上
多様な人材が活躍でき、未来へ前向きな
新3K(給与、休暇、希望)を建設現場で実現
(出所)国土交通省公表資料(2024年4月)を基に財務省作成。
新技術の
改良
新技術の
登録
(ジビル調査設計株式会社より提供)
(出所)国土交通省資料。
新技術の
評価結果提供
■道路メンテナンス(点検)における新技術活用の有無
3.1%
活用していない
96.9%
検討した
15.8%
不明・未回答
不明・未回答
新技術の
情報提供
新技術の
閲覧・活用
76.7%
4.3%
0%
<令和2年度調査>
新技術の
事後評価
新技術の
活用効果
登録
(出所)国土交通省資料を基に財務省作成。
予算執行調査(2025年6月)
検討していない
NETIS
施工者
(NETIS利用者)
3Dモデルの作成
小規模橋梁の現場データの取得
<概 要>
狭隘な空間に挿入可能で複数カメラを搭載したカメラコント
ロールBOXで撮影された写真データによって、橋梁の全体の
3D 合成写真(モデル)を作成する技術
活用した
国土交通省
(NETIS運営者)
活用した
38.1%
活用していない
61.7%
検討した
49.0%
検討していない
12.7%
不明・未回答
不明・未回答
<今回の調査>
0.1%
0.2%
■検討していない理由(n=227)