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令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料3 (117 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html
出典情報 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》
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資料Ⅱ-6-39

自動運転の社会実装について

〇 トラックの自動運転について、国交省は実証支援を行うことにより、2027年度の社会実装を目指している。国交省から令和8
年度予算では1対N遠隔監視の実証を行う要求がされており、早期実装に向けて取り組んでいく必要がある。
〇 他方、バスの自動運転においては実証事業が実装に結びついていない事例が数多く見られる。バスやトラックの自動運転実装事業
については、実装を本気で考える自治体・事業者を支援すべく、補助要件の中で実装なかりせば一部返金を求めるといった対応を
行うべきではないか。
自動運転トラックの社会実装に向けた実証支援事業
(令和6年度補正予算:6.2億円)
人手不足解消や物流効率化を進めるため、自動運転トラッ
クを活用した幹線輸送サービスの自動化による物流の効率向
上効果を検証し、自動運転物流の社会実装を後押しするた
めの実証事業を支援。
レベル2の自動運転トラックを活用した幹線輸送の実現可
能性・実効性の検証に際し、運送事業者等が負担する経費
の一部を支援。

(出所)国土交通省資料を基に財務省作成。

(参考)令和6年度予算執行調査(自動運転社会実装推進事業)
〇 当該事業は、地域づくりの一環として行うバスサービス等について、自動運転レベル4の事業化を後押しするため、社会実装するま
での初期費用を国土交通省が補助するもの。
〇 令和6年度において、9割の自治体はレベル2の実
証に留まっている。【図1】
〇 令和6年度までに実証事業を実施したルートについて、
自動運転を実装した場合の既存有人路線の置き換え
予定について確認したところ、「現段階では未定」という
回答が7割と最も多く、さらに、そもそも「実装予定なし」と
いう回答も1割程度存在した。

【表1】有人路線の置き換え予定
置き換え予定

ルート数

有人路線を置き換える

27

置き換えない

7

実装予定なし

10

現段階では未定

87

【図1】レベル別実証ルート数
(令和6年度)
0%

20%

40%

60%

レベル2

104

80%

100%

レベル4

10