令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料3 (133 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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多様なニーズへの対応
○ 米は、家庭内食向けの主食用のみならず、業務用・加工用・輸出用・米粉用など、多様なニーズが存在している。こうしたニーズを
的確に捉えることで、生産者の収益力向上につなげていく必要がある。
○ 中食・外食向けの業務用米(主食用米の4割)については、値頃感のある米を求める声があるが、多収性品種の割合は主食用
米全体のわずか6%程度にとどまっており、実需者ニーズに十分対応できているとは言えない状況にある。
○ 米の輸出については、近年、増加傾向にあるが未だ道半ば。海外での更なる需要開拓を図るには、米の生産コストを採算ライン
(9,500円/60kg)まで低減させていく必要がある。
米の輸出実績
(億円)
250
50
多収品種割合
7.00%
6.00%
5.00%
4.49%
5.25%
5.91%
5.96%
28,928
19,781
13,794
9,986 11,841
5.87%
6.33%
2013年
2016年
2017年
30,000
20,000
10,000
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
(H25) (H26) (H27) (H28) (H29) (H30)
(R1)
(R2)
(R3)
(R4)
(R5)
(R6)
0
作付規模別の米の生産費
自己資本利子及び自作地地代
家族労働費
自己資本利子・自作地地代、家族労働費を除く生産費
8,346
2.00%
10,000
1.00%
5,000
R4
R5
(出所)農林水産省「米をめぐる状況について」(令和7年9月)
(注) 都道府県が多収品種(飼料用米専用品種を除く)と判断する品種の合計である。
平均(1.8ha)での生産費:15,944円/60㎏
6,336
15,000
R3
2015年
94.1
2019年
30,000
3.00%
R2
2014年
73.8
120.3
2018年
25,000
R元
17,381
53.2 59.3
7,640
37.6 46.2
4,516
32.0
27.1
3,121
22.3
10.3 14.3
(円/60kg)
20,000
H30
22,833
40,000
(出所)財務省「貿易統計(政府による食糧援助を除く) 」を基に農林水産省作成
4.00%
0.00%
0
45,112
37,186
150
(出所)農林水産省「米をめぐる状況について」(令和7年9月)
(注)家庭内食向け等は、精米販売量全体から中食・外食向け販売量を差し引いたものである。
50,000
輸出金額
輸出数量
200
100
(トン)
4,326
16,433
13,311
11,011
3,503
10,077
2,844
2,366
9,466
9,007
2,152
1,994
1,571
1,009
8,010
8,594
8,635
8,422
0
(ha)
(出所)農産物生産費統計(個別経営体)(組替集計)
(注)経営耕地面積50ha以上かつ10a当たり資本利子・地代全額算入生産費に対する「賃借料及
び料金」の割合が50%以上の経営体を除いた個別経営体の数値である。