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資料4-3 外国での新たな措置の報告状況[1.6MB] (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64439.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和7年度第2回 10/24)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2025年4月1日~2025年7月31日)
No. 医薬品名(一般名) 措置概要

措置国

措置区分※1

スコポラミン経皮吸収製剤の米国添付文書が改訂された。
改訂内容は以下のとおり。
スコポラミン含有一
264
・Warnings and Precautions、Adverse Reactions及びUse in アメリカ
その他
般用医薬品
Specific Populations(Pediatric Use、Geriatric)の項に高体
温が追記。
【第1報、第2報】
欧州EMAは、ヒト用医薬品中のニトロソアミン不純物に係る
意見書に関する販売承認取得者/申請者向けQ&Aを更新
し、各物質固有の一日許容摂取量とCPCA categoryを更新
した。
Appendix 1 -医薬品中のニトロソアミンに関する確立された
カルベジロール
265
許容摂取量
欧州連合 その他
ロピニロール塩酸塩
N-nitroso-carvedilol
一日許容摂取量:400 ng/day 起源:Carvedilol CPCA
Category:3
N-nitroso-despropyl-ropinirol
一日許容摂取量:18 ng/day 起源:Ropinirole CPCA
Category:1
豪州添付文書が改訂された。主な改訂内容は以下のとお
り。
・Special warnings and precautions for useの項に自己免疫
セミプリマブ(遺伝
オーストラリ
266
疾患の既往のある患者は免疫関連有害事象のリスクが高い
その他
子組換え)

こと、既往の自己免疫疾患の再燃の頻度が高いことに関す
る記載が追加された。
・Adverse effectsの項に再生不良性貧血が追加された。
米国添付文書が改訂された。主な改訂内容は以下のとお
り。
モメロチニブ塩酸塩
267
・Warnings and Precautions、Adverse reactionsの項に、中 アメリカ
その他
水和物
毒性表皮壊死融解症を含む重篤な皮膚副作用が認められ
ている旨が記載された。

268 アンブリセンタン

米国FDAは、アンブリセンタンの米国添付文書を改訂した。
主な内容は以下のとおり。
①Boxed Warningの項の妊婦禁忌について、以下のとおり
記載変更する。
動物を用いた非臨床試験に基づき、妊娠中の患者に投与
すると重大な先天異常を引き起こす可能性があるため、妊
娠中の使用は「禁忌」である。
したがって、妊娠可能な女性の場合は、本剤投与開始前に
妊娠の可能性を排除すること。本剤の投与開始前、投与
中、及び投与後1ヵ月間は、効果的な避妊法を用いるよう助
言すること。
妊娠が確認された場合は、本剤の投与を速やかに中止する
こと。
②Warnings and precautionsの胚・胎児毒性の項について、
以下のとおり記載変更する。
動物を用いた生殖試験のデータに基づくと、本剤は妊娠中
に投与すると胎児に害を及ぼす可能性があり、妊娠中は禁
忌である。エンドセリン受容体拮抗薬に関する入手可能なヒ
トにおけるデータでは、本剤の使用に関連する重大な先天
異常の有無は確認されていない。妊娠可能な患者には、胎
児への潜在的なリスクについて説明すること。本剤の投与開
始前に妊娠検査を受けること。妊娠可能な患者には、投与
開始前、投与中、及び本剤の投与中止後1ヵ月間は効果的
な避妊法を用いるよう説明すること。妊娠が確認された場合
は、速やかに使用を中止すること。
③Use in specific populationsのPregnancyの項について、以
下のとおり記載変更する。
動物を用いた生殖試験のデータに基づくと、本剤は妊婦に
投与した場合、先天異常や胎児死亡などの胎児への害を
引き起こす可能性があり、妊娠中は禁忌である。妊婦にお アメリカ
ける本剤の使用に関するデータは限られており、本剤と同
系統のエンドセリン受容体拮抗薬との併用による数十年に
わたる市販後調査報告書及び公表文献から入手可能な
データでは、重大な先天異常のリスク増加は確認されてい
ない。しかしながら、これらのデータは限られている。これら
の市販後調査報告書及び公表文献の方法論的限界として
は、対照群の欠如、薬剤投与量、投与期間、投与時期に関
する情報の不足、及びデータの欠損などが挙げられる。これ
らの限界により、母体におけるエンドセリン受容体拮抗薬の
使用に伴う胎児及び新生児の有害事象のリスクについて、
信頼性の高い推定値を確立することが困難である。
④Use in specific populationsのFemales 31
and Males of
Reproductive Potentialの項について、以下のとおり記載変
更する。

本邦における
措置内容※2
注目

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添付文書改
訂(警告・禁 対応済
忌)