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日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (89 ページ)

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出典情報 ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》
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・お薬手帳を持参しなくても他の薬局で処方された内容が把握できるため駆け込み受
診した際でも投薬情報が確認ができる
・災害時、データ参照機能が使える
・処方箋が早く薬局に伝えられる
・トレーシングレポートに対し簡単に対応できる
・処方箋発行時に自動でチェックでアラートが返されるため疑義照会の削減に繋がる
・ペーパーレスとなりクラウド上にデータが残る
・事前 FAX が不要のため患者の薬局での待ち時間が短縮できる
・医師の処方箋への押印忘れがなくなる
・他院での処方内容が確認できる
・調剤薬局で処方された際に薬剤師からのコメントを確認できる
・印刷が不要である
・他機関に受診しても個人情報として共有できる
・薬の不必要な大量の受取りなどを管理できる
・薬剤情報が即時にマイナポータルに反映されることで地連 NW のデータにも即時性
がでる
・ネットワークに参加していない施設の情報も閲覧が可能である

デメリット
・導入コストが高額である
・補助金はあるものの補助金額よりも導入コストや維持費が上回る
・紙の処方箋に比べて手間と時間がかかる
・各施設の費用負担が大きい
・全ての施設が参加しなければ実務で使えない
・紙の処方箋で困っていない
・需要がない
・患者にとってのメリットがない
・紙がないと不安である
・手続きが煩雑で患者への説明に時間を取られる
・マイナンバーカード普及率が低いためオンライン資格確認及び電子処方箋を利用可
能な患者が少ない

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