日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (129 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
前項で「役立つと思う」または「まあまあ役立つと思う」と回答した 140 地域を対
象に具体例を問い合わせたところ、以下が寄せられた。役立つ事例については、各地
域に合わせた形でご活用いただきたい。
【情報共有】
・市立保健所が地連 NW に参加し、新型コロナウイルス感染患者情報を共有した
・基礎疾患の情報を共有した
・施設間での感染状況や対応に関する情報を共有し、意見交換を行った
・地連 NW に保健所が参加し、ホテル療養患者のバイタル情報等を医療機関と共有
した
・新型コロナウイルス感染者が他院から搬送される際の情報(検査結果・画像等)を
地連 NW で事前に得ることができた
・新型コロナウイルス感染患者が重症化した場合の転院の判断や、宿泊療養施設へ転
所した患者の情報共有を行った
・医療機関、介護施設同士で受け入れ状況を共有した
・感染症対策専門医や看護師からの情報配信を受け医療、介護、福祉関係者で共有
した
・行政関係の地域の新型コロナウイルス感染症に関する情報を掲載している
・障害福祉施設で発生したクラスター事案について、嘱託医、施設看護師、医師会、
保健所間で陽性者及び疑陽性者の体調や症状、バイタル情報の共有を行った
・新型コロナウイルス検査依頼数や結果などの情報を提供した
・救急外来受診後、訪問診療を依頼した患者情報の連携を行った
・入院患者隔離解除後の転院先との連携を行った
・サービス利用者やご家族の感染状況をタイムリーに連絡し、情報交換を行った
・全県で入院患者のベッドコントロール行っていたが、その際に各医療圏域外からの
患者の入院受け入れ時に情報連携ができた
・医師、薬剤師、診療スタッフ間でカルテや処方箋を共有し、診療を行った
・感染症基幹病院が他院から受け入れる新型コロナ感染患者の紹介情報を事前に確認
することができた
122