日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (70 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
導入効果
地連 NW の導入効果について、204 地域から複数回答を得た。
「患者サービスが向上した」(111 箇所)がもっとも多く、ついで「医療機関間の人
的ネットワークが進んだ」
(98 箇所)、
「患者紹介の円滑化が進んだ」(96 箇所)、「従事
者間の連携が向上した」(95 箇所)の順に多かった。
導入効果なしがもっとも多いのは「医師の偏在を補う効果があった」(59 箇所)、つ
いで「介護職の負担軽減」(58 箇所)、「薬剤師の負担軽減」(50 箇所)の順に多かっ
た(図 2.15-1)
。
図 2.15-1
地連 NW の導入効果
(n=204) 複数回答あり
連携数
0
20
40
60
80
100
120
140
111
患者サービスが向上した
160
180
200
220
7 201
83
医療機関間の人的
ネットワークが進んだ
98
86
16
200
患者紹介の円滑化が進んだ
96
88
16
200
従事者間の連携が向上した
95
88
21
204
17
202
患者の負担が軽減した
66
事務職の負担軽減
62
109
32
203
診療所にとって地域中核病院の
サポートが受けられるようになった
57
116
27
200
業務全般の負担軽減
57
117
29
203
医療機関間で機能分化が進んだ
55
118
28
201
医療機関間の知識や
ノウハウの伝達習得が進んだ
53
119
26
198
医師の負担軽減
52
117
33
202
看護職の負担軽減
46
地域中核病院にとって診療所の
支援が受けられるようになった
45
介護職の負担軽減
43
その他コメディカルの負担軽減
33
薬剤師の負担軽減
28
医師の偏在を補う効果があった
その他
119
112
125
96
28
58
123
124
13
7
46
127
59
204
198
197
45
201
50
202
199
20 2 29
効果あり
どちらともいえない
63
効果なし