日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (110 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
・規約で情報開示病院には診療録の開示を義務付けている
・電子や紙媒体での提供廃止した
・設立時の目的として掲げている
理由
・情報共有を円滑にするための有効手段とするため
・地域医療連携を強化するため
・質の高い医療を実践するため
・開示要望が多く寄せられたため
・システムの利便性向上、利用施設の増加に寄与するものと考えるため
・共同診療を行う上で必要と判断したため
・診療内容を正確に情報提供するため
・重複検査を避けるため
・円滑に診療を進めるため
・産婦人科との連携を強化するため
・介護側からの強い要望があったため
2.26.7. 開示のメリット、デメリット
診療録(カルテ)、看護記録、その他レポート(画像・検査・手術・リハビリの記録
等)を開示することでのメリット、デメリットについての回答を求めたところ、以下
が挙げられた(重複除く)
。
メリット
・情報共有が円滑にできる
・搬送時の迅速な対応が期待できる
・治療経過や患者への説明内容を正確に把握できるようになった
・医療機関からの紹介率が上がった
・診療録(カルテ)入力の質が上がった
・来院前に詳細な情報入手が可能となった
・検査等の重複を防止し、患者の身体的、経済的負担が軽減された
103