日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (169 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
多職種連携システムの課題・問題点
多職種連携の課題、問題点についての回答を依頼した。
5.12.1. 多職種連携システムの課題・問題点
現在使用している多職種連携システムの課題・問題点について、141 地域から複数回
答を得た。
「関係職種の参加率が少ないためあまり使用できない」
(63 箇所)がもっとも多く、
ついで「関係者の IT リテラシーの問題がありあまり使用できない」(61 箇所)、「運用
経費の費用負担が大きい」
(50 箇所)の順に多かった(図 5.12-1)
。
図 5.12-1
多職種連携システムの課題・問題点
連携数
0
10
20
30
40
50
60
関係職種の参加率が少ない
ためあまり使用できない
63
関係者のITリテラシーの
問題がありあまり使用できない
61
50
運用経費の費用負担が大きい
関係者の管理が困難
(登録・削除など)
44
従来の業務のやり方に
較べ手間がかかる
使い方が難しい
初期経費の費用負担が大きい
70
25
19
17
38
その他
162
(n=141)複数回答あり