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日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (170 ページ)

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出典情報 ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》
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その他の課題・問題点として以下が挙げられた(重複除く)

【費用】
・運用費の確保が困難である
・ハード更新費用の調達に苦慮している
・通信費が少額となる工夫が必要である
・小規模介護事業者も負担できる利用料での運用とすべきである

【参加・使用】
・参加する職種の偏りがあり一部職種での利用が進まない
・関係者や登録患者数が増えない
・開業医の利用が進まない
・職種により参加率に差がある
・医療機関や歯科医師の参加が少なく介護事業所や薬局の参加が多い
・病院医師の参加や勧誘についてハードルが高い
・介護事業所が IT 機器への苦手意識が強い
・電子的な連携ではなく従来からの電話や FAX、面会などを選択する傾向にある
・電話や FAX による情報共有の方が簡単との意見が多い
・システム使用に賛同しても参加して頂けない事業所がある
・連携の重要性がわかっていても参加に結びつかない
・多職種の利用環境に大きなばらつきがある
・使用方法やルール、IT リテラシーに差がある

【業務】
・職種毎にシステムとの接続が困難である
・専任者の確保が難しい
・情報管理の負担が大きい
・登録業務の負担が大きい
・高度なセキュリティレベルを採用しているため、初期設定が煩雑である
・従来の業務に加えて閲覧や書き込みをしなければならないので手間や負担がかかる
・アクセストラブルがあった際にすぐに対応ができない
・システムの操作方法等の問合せ先が行政になっており、伝達に時間を要する

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