日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (88 ページ)
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出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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電子処方箋の実施にメリットを感じるかどうかについて、224 地域から回答を得た。
「どちらともいえない」118 箇所(52.7%)がもっとも多く、ついで「不明」63 箇
所(28.1%)
、
「メリットはない」28 箇所(12.5%)の順に多かった(図 2.22-2)
。
図 2.22-2
実施のメリット
メリットがある
(15箇所)6.7%
(n=224)
不明
(63箇所)28.1%
どちらともいえない
(118箇所)52.7%
メリットはない
(28箇所)
12.5%
電子処方箋のメリット、デメリットについて、以下が挙げられた(重複除く)
。
メリット
・処方情報や調剤情報の共有が可能である
・調剤情報のリアルタイムな情報共有が可能である
・重複投薬やアレルギーチェックが容易にできる
・医療機関を跨いだ重複投薬や併用禁忌のチェックが可能であり、地域の医療安全向
上に効果がある
・医薬連携が図られ、一貫したサービスの提供が可能となる
・処方箋を紛失する患者に対し、処方箋の原本を交付しなくてよい
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