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日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (50 ページ)

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出典情報 ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》
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2.12.3. 共有データのバックアップ

地連 NW の障害に備えた共有データのバックアップについて、192 地域から複数回答
を得た。
「提供ベンダーのバックアップサービスを利用」(120 箇所)がもっとも多く、つい
で「特別な対策はしていない」
(31 箇所)、
「磁気メディア等の別媒体でバックアップデ
ータを保存」(29 箇所)、「待機系サーバを遠隔地に設置」(27 箇所)の順に多かっ
た(図 2.12-3)

図 2.12-3 共有データのバックアップ
連携数

120
120

(n=192)複数回答あり
100

80

60

40

31

29

27

20

12

10
4

0
提供ベンダーの
バックアップ
サービスを利用

特別な対策は
していない

磁気メディア等の
別媒体で
バックアップ
データを保存

待機系サーバを
遠隔地に設置

クラウド
バックアップ
サービスを利用

他地域との
複製データ
共有

その他

その他の障害対策として、以下が挙げられた(重複除く)。
・SaaS においてデータセンター間でバックアップ(Active-Active 構成)している
・自施設内の別媒体にバックアップをとる
・別の磁気ディスク装置に保存する
・データセンターにバックアップデータを保存する
・データベースサーバとは独立したバックアップサーバを設置し、定期的なデータ
バックアップを実施する
・ネットワーク自体にデータを持たせない
・電子カルテの障害対策と同様の対策を実施する

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