日医総研ワーキングペーパー ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024 年度版) (8 ページ)
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出典情報 | ICT を利用した全国地域医療情報 連携ネットワークの概況(2024年度版)(9/30)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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日本医師会では、ICT を利用した全国地域医療情報連携ネットワーク(以下、地連
NW)についての調査を 2012 年度から継続的に実施している。今回は、2025 年 2 月に
行った調査結果について報告する。
本稿では、第 1 章~第 3 章で「地連 NW」
、第 4 章~第 5 章で「多職種連携システム」
についての調査結果を報告し、第 6 章で「まとめと考察」を行う。
1.1.
目的
政府主導で全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標準化、診療
報酬改定 DX を 3 本の柱とする取り組みが「医療 DX の推進に関する工程表」1に沿っ
て進められているが、課題も多く各地で運用されている地連 NW に大きな影響を及ぼ
している。
本調査は地連 NW の連携状況等を的確に把握し、安定した運用、新たな将来像や施
策を講じる際の基礎資料の作成を目的とする。
1.2.
調査項目
前回調査の結果を踏まえ、「標準型電子カルテ」、「調剤結果の共有」、「健康・医療・
介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループへの対応」などの項目を
追加した。
調査項目は以下の通りであるが、実際の質問項目については、「別添 4 地域医療情報
連携ネットワーク・多職種連携調査項目と内容」をご覧いただきたい。
(1)概要
(2)運営主体
(3)運営主体 2(共同形態等で運営主体が複数ある場合のみ)
(4)標準型電子カルテ
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医療 DX の推進に関する工程表:https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/001163650.pdf
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