資料5-1 Ⅳ-203 モキシフロキサシン塩酸塩[15.1MB] (83 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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ースの DST よりも初期検査として推奨している。
TREATMENT
有効性及び忍容性が低めであることから、second-line 抗結核薬の幾つか
は DR-TB 治療にしか使用されない。従来、これら薬剤は標準的アプロー
チでの使用を促すために多様なクラス分けが行われてきた。直近の
MDR-TB に関する WHO ガイダンスでは、18~20 ヵ月レジメンを症例ご
とに決定するために、3 つのカテゴリーに薬剤群を定めており(Table 1833)、グループ A には 3 クラスの薬剤(FQ の LVFX 及び MFLX、オキサ
ゾリドノン系の LZD、ジアリルキノリン系の BDQ)が含まれる。
TABLE 183-3 Groups of Drugs Recommended for Use in Longer MDR-TB Regimens and
Approach to the Design of a Longer Regimen for Adults and Children
a: Kanamycin and capreomycin are not to be included in the longer regimen.
b: To be included only if bedaquiline, linezolid, clofazimine, or delamanid are not used, or if better options
are not possible.
Source: Adapted from the World Health Organization, 2022.
Drug -resistant TB
Isonizazid-resistant TB
INH 耐性(INH-R)/RFP 感受性の患者の治療には、RFP、EB、PZA
及び LVFX の 6 ヵ月間併用療法が推奨される。この FQ を含むレジ
メンは、信頼性の高い診断検査で RFP 耐性が排除されるまで使用す
べきでない。不適切なレジメンで MDR-TB を誤って治療することを
回避するためである。FQ 系薬剤と PZA の感受性試験も実施の必要
がある。FQ 系薬剤への不耐症又は薬剤耐性のために FQ 系薬剤が禁
忌となる患者には、RFP、EB 及び PZA の 6 ヵ月レジメンで治療す
る。
RR-、MDR-TB
最近の開発では、世界中で治療を受けた患者の個別のデータセット
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