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資料5-1 Ⅳ-203 モキシフロキサシン塩酸塩[15.1MB] (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-203

主な除外基準
インスリンを必要とする糖尿病患者、臨床的に重要な心不整脈の既往歴又は
症状、心電図(ECG)での不整脈の証拠がある患者、スリットランプ検査で
の水晶体混濁の既往又は証拠がある患者
PZA又はMFLXに耐性のある結核を持つ患者
【治療群】
A) DS-TB
MPa100Zレジメン群:MFLX 400mg、プレトマニド 100mg、PZA 1500mg
MPa200Zレジメン群:MFLX 400mg、プレトマニド 200mg、PZA 1500mg
HRZEレジメン群: Rifafour e-275錠(INH 75mg、RFP 150mg、PZA 400mg、
EB 275mgを含有する配合剤)を体重で調整して投与:体重 30~37kg:2錠、
38~54kg:3錠、55~70kg:4錠、71kg以上:5錠
B) MDR-TB
DRMPa200Zレジメン群:MFLX 400mg、プレトマニド 200mg、PZA 1500mg
【結果】
207 例が組入れられた。DS-TB 患者は MPa100Z レジメンに 60 例、MPa200Z レジメ
ンに 62 例、HRZE レジメンに 59 例が無作為割付けされた。MDR-TB 患者 26 例に
は DRMPa200Z レジメンが割付けられた。

DS-TB 患者において、MPa200Z(n=54)の 0~56 日目の殺菌活性は 0.155(95%ベ
イズ信用区間:0.133~0.178)で、HRZE(n=54)の 0.112(0.093~0.131)よりも有
意に高かった。DRMPa200Z(n=9)の殺菌活性は 0.117(0.070~0.174)であった。
7~14 日目の殺菌活性は、7~56 日目の殺菌活性と強く関連していた。

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