資料5-1 Ⅳ-203 モキシフロキサシン塩酸塩[15.1MB] (65 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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の被験者(臨床試 1200mg の週 1 回投与の
験参加時において いずれか
RFP、INH 及び
MFLX に対する
耐性がない肺結核
症患者)、MFLX
投与例数:241
例)
Sidamo T et al.,
Infect Drug
Resist
2022;15:68396852(企業文献
16)
エチオピア,
MFLX 600~800 mg を
2017 年 11 月~
INH 300~ 600mg、EB
2020 年 5 月
800mg、PZA 1200mg、
前向き観察研究
PTH 750mg、CS
MIC(mg/L)分布:
0.0625 が 25%、0.125 が 53.6%、0.25 が 10.7%、2.0 が 7.1%、
8.0 が 3.6%(MFLX 耐性の割合は 10.7%)
[2]の MDR-TB 患 500~750mg、CFZ 100mg (注)対照 strain の H37Rv(ATCC 27294)に対する MFLX の
者(MFLX 投与 と併用、投与期間(中 MIC:0.0625~16.0mg/L
例数 43 例のうち
央値)は 297 日(範
18 例が MIC の評 囲:169~355 日)
価対象)
タンザニア、バン 各施設の医師判断のも MIC の中央値(注):
Heysell SK et
al., Clin Infect グラデシュ及びロ と、体重による用量調 タンザニア:0.2
Dis
シア
整が WHO のガイダン バングラデシュ:0.5
2023;76:497-505 2016 年 6 月~
スに準じて選択された ロシア:0.2
(企業文献 17)
(注)当該論文で単位の表示なし
2018 年 7 月
合計 53 通りのレジメン
前向きコホート研 で治療された。
究の RR-又は
MDR-TB 患者
MFLX の平均投与量(SE)はタンザニア 12.8mg/㎏(0.48)、
バングラデシュ 13.4mg/kg(0.25)、ロシア 7.8mg/kg(0.58)
(MFLX 投与例
数:タンザニア
30 例、バングラ
デシュ 75 例、ロ
シア 7 例)
Xia H et al.,
Microbaiol Spectr
2021;9: e0040921
(企業文献 18)
中国
(記載なし)
2013 年の MIC(μg/mL)分布(下図)
:
2007 年の 401
≦0.5 が 198/338 株(58.6%)、1.0~2.0 が 61 株(18.0%)、>
株、2013 年の 365
2.0 が 79 株(23.4%)
株の MDR-TB を
評価した Drug
resistance survey
このうち、MFLX
耐性はそれぞれ
319 株及び 338 株
に対して、評価さ
れた。
MDR-TB 分離株での MFLX 耐性の割合:
2007 年(MGIT 法):MFLX 0.5μg/mL で 41/319 株(12.9%)、
2.0μg/mL で 10 株(3.1%)
2013 年(MIC 法):MFLX 0.5μg/mL で 140/338 株(41.4%)、
2.0 μg/mL で 79 株(23.4%)
(注)対照 strain の H37Rv は MGIT 法で「感受性」
、Sensititre
MycoTB plate による MIC 法で MFLX の MIC≦0.50μg/mL の
場合、同バッチの成績は valid と判断された。
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