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資料5-1 Ⅳ-203 モキシフロキサシン塩酸塩[15.1MB] (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-203

キノロン剤を使用していない施設は 21 施設中 14 施設(66.7%)が ①「保険診療に
おいて不適応とされ医療機関の負担になる」を理由に挙げた。使用している施設で
は 119 施設中 59 施設(49.6%)が①を挙げたが、さらに、②「患者の医療費負担が
大きい」ことを 45 施設(37.8%)、③「重篤な副作用が出た場合の対応が不安」を
17 施設(14.3%)が指摘した。
( 4 )キノロン剤以外の薬剤の使用状況
抗結核薬およびキノロン剤以外に,薬剤耐性結核に対して使用することがある薬剤
について、①ない、②LZD、③クラリスロマイシン(CAM)、④その他、の選択肢
を挙げて質問した。回答 140 施設中 103 施設(73.6%)はないと回答した。使用あ
りは 37 施設であり、CAM 29 施設、LZD 5 施設、その他に、アモキシシリン・ク
ラブラン酸(CVA/AMPC)が 7 施設、 AMK5 施設、クラブラン酸+メロペネム
(CVA/MEPM)1 施設、アンピシリン・スルバクタム(SBT/ABPC)1 施設、ミノ
サイクリン(MINO)1 施設があった。多剤耐性結核患者の年間診療数が 5 例以上
の 10 施設に限れば 9 施設が LZD、AMK、CVA/AMPC などを使用していた。

③Yamada S et al.,Extrapulmonary tuberculosis presented as fever of unknown origin in two
patients with endstage kidney disease not on dialysis: usefulness of 18-FDG-PET/CT in the
diagnostic localization of fever of unknown origin. CEN Case Rep 2016;5:11–17(企業文献 35)

症例報告
ケース 1
CKD ステージ G5(推定糸球体濾過率:6.0mL/min/1.73m2)の 83 歳女性について、
当院で持続性の微熱と腰痛について詳細な検査を実施した。患者は 72 歳時から外
来患者として CKD の保存的療法を受けていた。基礎疾患は高血圧性腎硬化症で、
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