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【資料1-1】令和9年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73301.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第148回 5/21)《厚生労働省》
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2 令和9年度に実施予定の研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進することを検討している研究課題の例
【研究課題名】
人工知能技術を用いた画像診断による食肉検査補助モデルの構築に関する研究
(令和7~9年度)
【背景と目標】
と畜検査等を担う地方公務員獣医師の不足が続く中、検査業務の効率化及び制度の維持
が課題となっている。本研究では、画像データを用いた AI によるスクリーニング診断モ
デルを構築し、と畜場及び自治体における実証を通じて有用性を検証する。得られた成果
を基に、自治体に対し、効率的な検査手法の情報提供を行うことを目指す。
【研究課題名】
広域食中毒調査及びカンピロバクター食中毒に起因するギラン・バレー症候群患者の推
計に資する研究(令和8~10 年度)
【背景と目標】
腸管出血性大腸菌及びカンピロバクター食中毒は、重症化や後遺症を伴うことから、迅速
な対応が求められている。本研究では、広域食中毒の早期探知、原因究明に資する技術基
盤の構築を進める。また、ギラン・バレー症候群における先行感染や喫食歴等を調査する。
これらにより、食中毒対策の強化及び未然防止に資する提言が行われることが期待され
る。
【研究課題名】
いわゆる健康食品を介する健康被害の拡大・未然防止に係る危機管理体制の整備・充実の
ための研究(令和7~9年度)
【背景と目標】
いわゆる健康食品に起因する健康被害について、原因物質の特定や情報収集の困難さが
課題となっている。本研究では、製造由来の天然化合物等に着目し、健康被害情報の収集・
解析手法を整理する。得られた成果を基に、国・自治体等における危機管理体制の強化に
つなげることを目指す。
(2)新規研究課題として優先的に推進することを検討している研究課題の例
【研究課題名】
野生鳥獣の食肉利用に関わるリスク分析に資する研究(令和9~11 年度)
【背景と目標】
野生鳥獣の食肉利用が拡大する中、病原体保有状況や処理過程における衛生リスクの把
握が求められている。本研究では、野生鳥獣の病原体調査や衛生管理手法の検討を行い、
「野生鳥獣肉の衛生管理に関するガイドライン」の改定等に活用する。また、研究成果を
自治体や狩猟者等に周知し、食品安全確保を図ることを目指す。
【研究課題名】
食品中の自然毒等のリスク管理のための研究(令和9~11 年度)
【背景と目標】
温暖化等の影響により、毒魚の漁獲海域の変化、貝類の毒化等が生じており、自然毒によ
る食中毒対策の重要性が高まっている。本研究では、自然毒の実態把握及びリスク評価を
行い、「自然毒のリスクプロファイル」の更新に資する情報の整理を行う。これにより、
有害植物等の摂取に係る注意喚起が可能となる。
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