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【資料1-1】令和9年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73301.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第148回 5/21)《厚生労働省》
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した。また、事例集・動画等を充実させ、肝炎患者等への人権尊重に向けた学びの場を多
様な関係者と連携して構築した。加えて、国民の理解促進に寄与し、地域、学校、職場等
での啓発活動の強化と偏見・差別の解消に資する基礎資料として活用された。
2 令和9年度に実施予定の研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進することを検討している研究課題の例
【研究課題名】
肝炎ウイルス検査の受検及び受診の向上につなげる方策のための研究(令和8~10 年度)
【背景と目標】
肝炎対策基本指針では、受検、受診、受療及びフォローアップの全体的な状況を把握し、
自治体と連携して改善を図ることが求められている。本課題では、各自治体の好事例及び
新たなアプローチを集積し、受検・受診・受療・フォローアップの効率的な方策を検討す
る。また、非専門医から専門医への陽性者紹介体制等、専門医・非専門医の連携体制も検
討し、施策改善に資する科学的根拠を提供する。
【研究課題名】
肝がん・重度肝硬変の多様な病態等に対応した医療水準と患者の QOL 向上等に資する研
究(令和8~10 年度)
【背景と目標】
肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業は、平成 30 年以降、進歩に応じて見直しを行って
きた。これまで構築したデータシステムを活用し、多様な病態の実態把握及び事業の利用
促進方策を検討する必要がある。本課題では、診療ガイドライン改定に必要なエビデンス
を蓄積し、肝がん・重度肝硬変の医療水準及び患者 QOL の向上策を提示する。
【研究課題名】
肝疾患へのトータルケアに資する人材育成とその活動支援に関する研究(令和8~10 年度)
【背景と目標】肝炎医療コーディネーターは、受検・受診・受療のすべての段階で重要な役
割を担う。既存の資材を活用しつつ、育成後のスキルアップの方法、連携しやすい活動環
境の整備が課題となっている。本課題では、コーディネーター間の情報共有、役割分担、
配置の最適化等の具体的方策を検討する。成果は肝炎医療コーディネーターの活動と地
域の肝炎医療体制の強化に活用する。
(2)新規研究課題として優先的に推進することを検討している研究課題の例
【研究課題名】
地域特性に応じた持続可能な診療ネットワークによる肝疾患診療連携体制構築に資する
研究(令和9~11 年度)
【背景と目標】
先行研究では、ICT 等を活用した取組事例や地域の医療体制に応じた診療連携モデルを提
示してきた。今後は全国展開に向けた課題抽出が必要である。本課題では連携体制をより
多くの地域へ拡大するための分析・方法論を提示する。得られた成果は、地域内・地域間
の連携強化や受療率向上、重症化予防に資する政策立案に活用する。
【研究課題名】肝炎ウイルス感染予防対策等の最適化に向けたリスク別戦略の構築に資す
る研究(令和9~11 年度)
【背景と目標】肝炎ウイルスの感染経路・リスクは集団ごとに様々であるため、現状把握と
きめ細やかな対応策が必要である。本課題では、感染状況やB型肝炎ワクチン接種後の抗
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