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【資料1-1】令和9年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73301.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第148回 5/21)《厚生労働省》
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【研究課題名】脳死下・心停止後臓器提供に関わる医療の評価に関する研究(令和6年度終
了)
【得られた研究成果と施策への活用】臓器提供数の地域間・施設間格差の要因を分析し、臓
器提供に関わる医療の客観的評価手法を提示した。成果を基に、令和6年度の脳死下臓器提
供に係る診療報酬の改定が行われた。また、救急・集中治療における終末期医療体制が提供
実績に影響することを示し、関連ガイドラインの見直しにつながった。
〈造血幹細胞移植分野〉
【研究課題名】適切な末梢血幹細胞採取法の確立及びその効率的な普及による非血縁者間
末梢血幹細胞移植の適切な提供体制構築と、それに伴う移植成績向上に資する研究(令和4
年度終了)
【得られた研究成果と施策への活用】末梢血幹細胞採取における有害事象等のデータを集
約し、安全研修教材を作成して採取医師の研修を行った。また、緊急安全情報や、相談事例
を集約した Web データベースを構築し、ドナー適格性判定基準の公開を行った。これによ
り、非血縁者間末梢血幹細胞移植の普及と、最適なタイミングでの移植実施に寄与する体制
強化が進んだ。
2 令和9年度に実施予定の研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進することを検討している研究課題の例
〈臓器・組織移植分野〉
【研究課題名】国内の移植医療推進 10 カ年戦略に関する研究(令和7~9年度)
【背景と目標】これまでの研究事業や学会等の成果物・マニュアルの効果の検証、現行医療
技術との乖離の有無を検証し、現在の移植医療の課題整理する必要がある。本研究では、今
後新たに取り組むべき事項、継続が必要な事項、すでに整備された事項を体系的に整理し、
移植医療を段階的に推進するための政策的戦略を策定する。成果は、国民理解の推進、家族
への適切な情報提供、組織移植の質と量の改善に関する政策提言として活用する。
〈造血幹細胞移植分野〉
【研究課題名】医療 DX 時代を考慮した骨髄バンクドナーのリテンションへ向けた取組およ
び円滑な造血幹細胞移植医療提供体制の確立のための研究(令和7~9年度)
【得られた研究成果と施策への活用】医療のデジタル化が進む中、骨髄バンクにおける若年
ドナーの確保が課題であり、過去の取組の効果を検証しつつ改善策を提示する必要があ
る。本研究では、若年ドナーの継続確保に向けた有効なリクルート方法の検証、検証結果
を造血幹細胞移植医療体制に反映するための方策を検討する。成果は造血幹細胞移植拠
点病院事業等に反映され、ドナー確保施策の効果を可視化する基盤として活用する。
(2)新規研究課題として優先的に推進することを検討している研究課題の例
〈臓器・組織移植分野〉
【研究課題名】変革する臓器移植医療における系統的教育プログラムの開発に関する研究
(令和9~11 年度)
【背景と目標】移植医療に関する卒前・卒後教育は十分に体系化されておらず、医療従事者
が臓器提供の意思を適切に把握し、提供から移植までの一連の流れを確実に進めるために
必要な知識・技能を学ぶ機会が限られている。本研究では、既存の医療者教育プログラムを
発展させ、医師・看護師以外も対象とした包括的な教育プログラム・シミュレーション研修
を開発する。また、関連学会等での教育・啓発にも活用できる教材や研修資材を整備し、そ
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