よむ、つかう、まなぶ。
【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (88 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
メディカルアーツ研究事業
事業概要(背景・目的)
○医療分野においては、医師不足が課題であり、医師の働き方改革や医師偏在対策等の施策が進め
られている。特に外科領域における医師の減少が喫緊の課題とされており、優先して対策を講じる必要
がある。若手医師の教育においては指導者の負担の増大や、医師の経験や知識に基づく無形の医療
技術を継承する難しさといった課題があり、医師不足の課題解決に向け、効率的かつ効果的な教育シ
ステムを開発する必要がある。
○外科領域における手術手技等の医療技術のデータ化・定量化、客観的な技能評価システムや教育
プログラム等の研究開発を推進する。また、それらの社会実装により、優れた無形の医療技術を効率
的かつ効果的に次世代へと伝承し、国民が受ける医療の質の向上を目指す。
令和7年度予算額
48,713千円
PJ区分
予算額(千円)
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
データ利活用・ライフコース
シーズ開発・基礎研究
橋渡し・臨床加速化
イノベーション・エコシステム
計
0
0
0
0
48,713
0
0
0
48,713
令和8年度概算要求のポイント
○「経済財政運営と改革の基本方針2024」においても人手不足の解消に資するAIロボット等の研究開発を加速することとしていることから、外科領域
における無形の医療技術の効率的かつ効果的な伝承に資する革新的なシステムの開発を目指す課題の採択数を増加する必要がある。
○「健康・医療戦略」ではAI等のデジタル技術を融合的に活用した医療機器の開発を推進することを掲げていることから、手術支援ロボット等の革新
的な医療機器の開発に資するソフトウェアやプログラムの設計を目指す課題の採択数を増加する必要がある。
これまでの成果概要等
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載
○腹腔鏡下S状結腸切除術のAI手術技能のAI手術技能評価システムのプロトタイプを、幅広い専門領域の外科医に適応可能な多領域・多術式横
断的なシステムに発展させ、臨床的アウトカムとの相関解析を行っている。最終的には、技術認定審査での活用や外科教育コンテンツとしての発展
が期待される。
〇小児外科領域で低侵襲な鏡視下手術の手術ナビゲーションを構築している。本ナビゲーションは小児鏡視下手術の定量的評価と手術手技の効
率的な技術伝承を可能とし、小児患者への低侵襲手術の選択肢を増やし、合併症の軽減等も期待できる。また、若手外科医の教育での使用も予定
している。
【ゲノム・データ基盤PJ】
<アウトプット> ・インパクトファクター5以上の科学誌への論文掲載 (令和3~6年度) 0件
・非臨床POCの取得件数 (令和3~6年度) 3件
<アウトカム> ・シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 (令和3~6年度) 3件
87
事業概要(背景・目的)
○医療分野においては、医師不足が課題であり、医師の働き方改革や医師偏在対策等の施策が進め
られている。特に外科領域における医師の減少が喫緊の課題とされており、優先して対策を講じる必要
がある。若手医師の教育においては指導者の負担の増大や、医師の経験や知識に基づく無形の医療
技術を継承する難しさといった課題があり、医師不足の課題解決に向け、効率的かつ効果的な教育シ
ステムを開発する必要がある。
○外科領域における手術手技等の医療技術のデータ化・定量化、客観的な技能評価システムや教育
プログラム等の研究開発を推進する。また、それらの社会実装により、優れた無形の医療技術を効率
的かつ効果的に次世代へと伝承し、国民が受ける医療の質の向上を目指す。
令和7年度予算額
48,713千円
PJ区分
予算額(千円)
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
データ利活用・ライフコース
シーズ開発・基礎研究
橋渡し・臨床加速化
イノベーション・エコシステム
計
0
0
0
0
48,713
0
0
0
48,713
令和8年度概算要求のポイント
○「経済財政運営と改革の基本方針2024」においても人手不足の解消に資するAIロボット等の研究開発を加速することとしていることから、外科領域
における無形の医療技術の効率的かつ効果的な伝承に資する革新的なシステムの開発を目指す課題の採択数を増加する必要がある。
○「健康・医療戦略」ではAI等のデジタル技術を融合的に活用した医療機器の開発を推進することを掲げていることから、手術支援ロボット等の革新
的な医療機器の開発に資するソフトウェアやプログラムの設計を目指す課題の採択数を増加する必要がある。
これまでの成果概要等
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載
○腹腔鏡下S状結腸切除術のAI手術技能のAI手術技能評価システムのプロトタイプを、幅広い専門領域の外科医に適応可能な多領域・多術式横
断的なシステムに発展させ、臨床的アウトカムとの相関解析を行っている。最終的には、技術認定審査での活用や外科教育コンテンツとしての発展
が期待される。
〇小児外科領域で低侵襲な鏡視下手術の手術ナビゲーションを構築している。本ナビゲーションは小児鏡視下手術の定量的評価と手術手技の効
率的な技術伝承を可能とし、小児患者への低侵襲手術の選択肢を増やし、合併症の軽減等も期待できる。また、若手外科医の教育での使用も予定
している。
【ゲノム・データ基盤PJ】
<アウトプット> ・インパクトファクター5以上の科学誌への論文掲載 (令和3~6年度) 0件
・非臨床POCの取得件数 (令和3~6年度) 3件
<アウトカム> ・シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 (令和3~6年度) 3件
87