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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (63 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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腎疾患実用化研究事業
事業概要(背景・目的)
令和7年度予算額
70,514千円
PJ区分
予算額(千円)
生活習慣病の増加や高齢化等により、慢性腎臓病(CKD)患者は増加傾向にあり、 医薬品
約1300万人に達すると推定されている。「今後の腎疾患対策のあり方について」(平成20年3月腎疾患対策検討会)に基づく、 医療機器・ヘルスケア
①普及啓発、②医療提供体制の整備、③診療水準の向上、④人材育成、⑤研究開発の推進、等の対策がすすめられてきて 再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
いるが、平成28年末における慢性透析患者数は約33万人と未だ減少傾向には転じておらず、今後も高齢化の進行に伴い
データ利活用・ライフコース
CKD患者の増加も予想されることから、腎疾患対策の更なる推進が必要である。そこで、平成30年7月に新たな腎疾患対策
シーズ開発・基礎研究
検討会報告書が取りまとめられ、2028年までに新規透析導入患者数を35,000人以下(平成28年比で約10%減少)とする等
橋渡し・臨床加速化
のKPI等が設定された。当事業では新報告書に基づき、腎疾患の病態解明や診断法の開発、治療法開発など、新規透析導
イノベーション・エコシステム
入患者減少の早期実現等を目的とした研究を推進する。
計
0
0
0
0
70,514
0
0
0
70,514
令和8年度概算要求のポイント
(増額) 【医薬品研究】 腎臓をターゲットにした画期的治療法の開発:開発候補物の創出を目的とした研究で得た知見をもとに、現状では存在しない腎機能を改
善する画期的な治療法開発を推進する費用を拡充
【疾患基礎研究】 腎疾患に対する独創的な病態解明研究:腎疾患の根治療法の開発を見据えた病態解明を進めるために、既存のデータ基盤や最先端技術等
を活用した独創的な病態解明研究を展開する 費用を拡充
<継続研究課題名>
・AMPKシグナルを基軸とした尿細管上皮細胞修復障害の解明と治療戦略
・グルコース応答性転写因子ChREBPをターゲットとした糖尿病性腎臓病の新規治療戦略の開発
・不良細胞外小胞を標的とした慢性腎臓病と腎性老化現象の病態解明
(新規) 【医薬品研究】 腎臓をターゲットにした画期的治療法の開発「シーズ最適化・非臨床POC確認」
CKDのみならず、CKDの原因として重要な、AKI(acute kidney injury)の予防・治療にも活用可能なエビデンスを創出する。また、治療標的分子などを確立し、新規
腎疾患治療技術の実用化につなげる。
。
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載
これまでの成果概要等
【医薬品研究】メガリンを介する腎毒性物質の取り込みを選択的に阻害する薬剤(メガリン拮抗剤)の開発を進め、ヒット化合物を同定し、創薬研究を
現在展開中。
【疾患基礎研究】3次リンパ組織を標的とした治療薬をヒト腎臓病に応用するための基盤データを獲得し、CKDの新たな治療法開発を進めている。
【医薬品PJ】
<アウトプット>非臨床POCの取得件数(令和3~6年度) 1件
【疾患基礎研究PJ】
<アウトプット>科学誌(インパクトファクター5以上)への論文掲載件数(令和3~6年度)5件 <アウトカム>他の統合プロジェクトや企業等への導
出件数(令和3~6年度)1件
62
事業概要(背景・目的)
令和7年度予算額
70,514千円
PJ区分
予算額(千円)
生活習慣病の増加や高齢化等により、慢性腎臓病(CKD)患者は増加傾向にあり、 医薬品
約1300万人に達すると推定されている。「今後の腎疾患対策のあり方について」(平成20年3月腎疾患対策検討会)に基づく、 医療機器・ヘルスケア
①普及啓発、②医療提供体制の整備、③診療水準の向上、④人材育成、⑤研究開発の推進、等の対策がすすめられてきて 再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
いるが、平成28年末における慢性透析患者数は約33万人と未だ減少傾向には転じておらず、今後も高齢化の進行に伴い
データ利活用・ライフコース
CKD患者の増加も予想されることから、腎疾患対策の更なる推進が必要である。そこで、平成30年7月に新たな腎疾患対策
シーズ開発・基礎研究
検討会報告書が取りまとめられ、2028年までに新規透析導入患者数を35,000人以下(平成28年比で約10%減少)とする等
橋渡し・臨床加速化
のKPI等が設定された。当事業では新報告書に基づき、腎疾患の病態解明や診断法の開発、治療法開発など、新規透析導
イノベーション・エコシステム
入患者減少の早期実現等を目的とした研究を推進する。
計
0
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70,514
0
0
0
70,514
令和8年度概算要求のポイント
(増額) 【医薬品研究】 腎臓をターゲットにした画期的治療法の開発:開発候補物の創出を目的とした研究で得た知見をもとに、現状では存在しない腎機能を改
善する画期的な治療法開発を推進する費用を拡充
【疾患基礎研究】 腎疾患に対する独創的な病態解明研究:腎疾患の根治療法の開発を見据えた病態解明を進めるために、既存のデータ基盤や最先端技術等
を活用した独創的な病態解明研究を展開する 費用を拡充
<継続研究課題名>
・AMPKシグナルを基軸とした尿細管上皮細胞修復障害の解明と治療戦略
・グルコース応答性転写因子ChREBPをターゲットとした糖尿病性腎臓病の新規治療戦略の開発
・不良細胞外小胞を標的とした慢性腎臓病と腎性老化現象の病態解明
(新規) 【医薬品研究】 腎臓をターゲットにした画期的治療法の開発「シーズ最適化・非臨床POC確認」
CKDのみならず、CKDの原因として重要な、AKI(acute kidney injury)の予防・治療にも活用可能なエビデンスを創出する。また、治療標的分子などを確立し、新規
腎疾患治療技術の実用化につなげる。
。
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載
これまでの成果概要等
【医薬品研究】メガリンを介する腎毒性物質の取り込みを選択的に阻害する薬剤(メガリン拮抗剤)の開発を進め、ヒット化合物を同定し、創薬研究を
現在展開中。
【疾患基礎研究】3次リンパ組織を標的とした治療薬をヒト腎臓病に応用するための基盤データを獲得し、CKDの新たな治療法開発を進めている。
【医薬品PJ】
<アウトプット>非臨床POCの取得件数(令和3~6年度) 1件
【疾患基礎研究PJ】
<アウトプット>科学誌(インパクトファクター5以上)への論文掲載件数(令和3~6年度)5件 <アウトカム>他の統合プロジェクトや企業等への導
出件数(令和3~6年度)1件
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