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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (42 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
事業概要(背景・目的)
公衆衛生危機管理において、救命、流行の抑制、社会活動の維持等、
危機への医療的な対抗手段となる重要性の高い医薬品や医療機器
等を確保することが必要な感染症(重点感染症)をはじめとして、インフルエンザ、結核、動物由来感染症、
薬剤耐性菌、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)等、感染症対策上重要な病原体に対して、基盤的
な研究から、ワクチン、診断薬、治療薬の開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推進する。そ
のために、「予防接種に関する基本的な計画」、「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」等を踏まえ、主に
5項目(①感染症の総合的な公衆衛生対策に資する研究、②診療体制、臨床研究の推進の確保に資する
研究、③ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究、④感染症危機対応医薬品等(MCM)に関
する研究、⑤国際ネットワーク構築に資する研究)を主軸に据え、開発研究を行う。
令和7年度予算額
PJ区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
データ利活用・ライフコース
シーズ開発・基礎研究
橋渡し・臨床加速化
イノベーション・エコシステム
計
2,030,232千円
予算額(千円)
0
0
0
2,030,232
0
0
0
0
2,030,232
令和8年度概算要求のポイント
・分子構造を基盤としたエボラウイルス治療薬の開発研究【継続】
エボラウイルスやマールブルクウイルスなど、様々なフィロウイルスに広く有効な汎フィロウイルス薬の開発を目的とする。
・下水中病原体ゲノムの高感度解析技術を核とした感染症の越境流入監視体制の確立および国際連携基盤の構築【継続】
下水中ウイルスの高感度検出技術であるEPISENS法とCOPMAN法を改良し、熱帯感染症を含む新興・再興感染症や検疫感染症に対象を拡張する。
・インフルエンザに対するファビピラビル注射剤の有効性と安全性を探索するための第二相医師主導治験【継続】
入院を要するインフルエンザに対するファビピラビル注射剤の有効性と安全性を探索するための第Ⅱ相医師主導治験を実施する。
・節足動物媒介感染症の予防・治療・診断・感染制御に関する研究【新規】
改良したデング熱、ジカ熱、チクングニア熱の診断方法をアルボウイルスネットワークから全国の地衛研に拡大する。
・出血熱アレナウイルス感染症の予防法及び治療法開発のための分子基盤研究【新規】
ウイルス学、有機合成化学、構造生物学、生命情報科学の融合によって、出血熱アレナウイルス、特にラッサウイルスの研究開発に取り組む。
・侵襲性酵母感染症の診断・治療法の研究開発と薬剤耐性カンジダ症の疫学研究【新規】
・季節性インフルエンザウイルス流行株の構造・抗原性および遺伝子情報を利用した流行株の予測法の確立とワクチン株選定への活用【新規】
・アジア各国の感染症研究機関との高度な共同研究・連携体制に基づく先進的ネットワーク構築に関する研究【新規】
これまでの連携体制を基盤として、ネットワークの地域拡大・強化、より多様な感染症への対応、連携内容の高度化の発展を図り、アジアにおける多様な感染症
流行の制御あるいは新たな感染症アウトブレイクへの対応を可能とする持続発展的かつ先進的なネットワーク体制構築を目指す。
これまでの成果概要等
【感染症】
<アウトプット>
・非臨床POCの取得件数(令和2~6年度)60件
・臨床POCの取得件数(令和2~6年度)7件
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載。
<アウトカム>
・シーズの企業への導出件数 (令和2~6年度)41件
・薬事承認件数(新薬、適応拡大)(令和2~6年度)6件
・創薬等の効率化に資する先進手法の企業導出件数(令和2~6年度)33件
41
事業概要(背景・目的)
公衆衛生危機管理において、救命、流行の抑制、社会活動の維持等、
危機への医療的な対抗手段となる重要性の高い医薬品や医療機器
等を確保することが必要な感染症(重点感染症)をはじめとして、インフルエンザ、結核、動物由来感染症、
薬剤耐性菌、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)等、感染症対策上重要な病原体に対して、基盤的
な研究から、ワクチン、診断薬、治療薬の開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推進する。そ
のために、「予防接種に関する基本的な計画」、「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」等を踏まえ、主に
5項目(①感染症の総合的な公衆衛生対策に資する研究、②診療体制、臨床研究の推進の確保に資する
研究、③ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究、④感染症危機対応医薬品等(MCM)に関
する研究、⑤国際ネットワーク構築に資する研究)を主軸に据え、開発研究を行う。
令和7年度予算額
PJ区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
データ利活用・ライフコース
シーズ開発・基礎研究
橋渡し・臨床加速化
イノベーション・エコシステム
計
2,030,232千円
予算額(千円)
0
0
0
2,030,232
0
0
0
0
2,030,232
令和8年度概算要求のポイント
・分子構造を基盤としたエボラウイルス治療薬の開発研究【継続】
エボラウイルスやマールブルクウイルスなど、様々なフィロウイルスに広く有効な汎フィロウイルス薬の開発を目的とする。
・下水中病原体ゲノムの高感度解析技術を核とした感染症の越境流入監視体制の確立および国際連携基盤の構築【継続】
下水中ウイルスの高感度検出技術であるEPISENS法とCOPMAN法を改良し、熱帯感染症を含む新興・再興感染症や検疫感染症に対象を拡張する。
・インフルエンザに対するファビピラビル注射剤の有効性と安全性を探索するための第二相医師主導治験【継続】
入院を要するインフルエンザに対するファビピラビル注射剤の有効性と安全性を探索するための第Ⅱ相医師主導治験を実施する。
・節足動物媒介感染症の予防・治療・診断・感染制御に関する研究【新規】
改良したデング熱、ジカ熱、チクングニア熱の診断方法をアルボウイルスネットワークから全国の地衛研に拡大する。
・出血熱アレナウイルス感染症の予防法及び治療法開発のための分子基盤研究【新規】
ウイルス学、有機合成化学、構造生物学、生命情報科学の融合によって、出血熱アレナウイルス、特にラッサウイルスの研究開発に取り組む。
・侵襲性酵母感染症の診断・治療法の研究開発と薬剤耐性カンジダ症の疫学研究【新規】
・季節性インフルエンザウイルス流行株の構造・抗原性および遺伝子情報を利用した流行株の予測法の確立とワクチン株選定への活用【新規】
・アジア各国の感染症研究機関との高度な共同研究・連携体制に基づく先進的ネットワーク構築に関する研究【新規】
これまでの連携体制を基盤として、ネットワークの地域拡大・強化、より多様な感染症への対応、連携内容の高度化の発展を図り、アジアにおける多様な感染症
流行の制御あるいは新たな感染症アウトブレイクへの対応を可能とする持続発展的かつ先進的なネットワーク体制構築を目指す。
これまでの成果概要等
【感染症】
<アウトプット>
・非臨床POCの取得件数(令和2~6年度)60件
・臨床POCの取得件数(令和2~6年度)7件
(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載。
<アウトカム>
・シーズの企業への導出件数 (令和2~6年度)41件
・薬事承認件数(新薬、適応拡大)(令和2~6年度)6件
・創薬等の効率化に資する先進手法の企業導出件数(令和2~6年度)33件
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