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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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具体的な研究内容等
【臓器・組織移植分野】
○ 移植医療の病院間連携に資するプラットフォーム開発に向けた研究



○ 移植医療の病院間連携に資するプラットフォーム開発に向けた研究

臓器提供施設

新規技術の検証

CAR-T等の新規技術
病院間連携プラットフォーム
・移植希望者を管
理する医療機関
・移植実施施設

○ 提供臓器の量と質の向上に資するデータプラットフォーム構築と利活用に資する研究

臓器機能

ドナー情報
レシピエント情報

臨床実装
臨床実装に向けた
ロードマップの策定

造血幹細胞移植の成績向上
移植後合併症等にかかる医療費の削減

薬剤障害

臓器機能管理に資する非侵襲的手
法による臓器機能等の評価

期待されるアウトプット、アウトカム
○アウトプット
臓器・組織移植分野:臓器摘出、臓器移植が施行された患者や移植待機中の患者等に関する医療情報と、各患者から採取・保存された試料を用いて集積された遺伝子情報等の
関連を解析することによって、提供臓器数の増加、移植後免疫にかかる病態の解明や摘出臓器の機能障害の進展防止等の技術の開発の基盤となる。
造血幹細胞移植分野:骨髄・末梢血幹細胞・臍帯血それぞれについて、移植に係る医療情報を解析することによって、適切なドナー選択基準や移植後に生じる致死的合併症、移
植後再発の予防法、治療法等を開発するための成果を得る。
○アウトカム
ドナー選択法や新規移植法の開発、また、これらを踏まえた診療ガイドラインの策定及び普及等により、より多く、適切な移植源からの臓器・組織移植、造血幹細胞移植を実施す
ることが可能となり、移植医療の予後改善が期待される。また移植後合併症、移植後再発に対する早期バイオマーカーの創出や予防法・治療法を新規に開発・最適化することに
よって、依然として高率である合併症等により死に至る患者やQOLの低下に至る患者が減少することが期待される。
令和8年度末までに、臨床的に実用可能なバイオマーカー等を1件以上開発する。

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