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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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具体的な研究内容等

インドネシア向け新生児蘇生モニタの開発
・ 2022年度日本薬事取得
・ 2022年度インドネシア現地認可取得済

心肺蘇生時に適切に空気を送り込むバッグ換気手技の教育を十分
に受けることができない途上国・新興国においては新生児死亡率の
高さが課題であった。
当該研究課題において、バイオデザイン手法等を用いて現地ニーズ
を徹底的に追求し、簡易かつ直感的に正確なバッグ換気ができるデ
バイスを開発した。
2023年度にインドネシアでの販売開始、今後現地における新生児死
亡率改善への貢献が期待される。
【主な特徴】
バッグ換気手技の教育を十分に受けていない医療従事者に対して、
陽圧換気アシスト機能(点滅するLEDで視覚的に適切な陽圧換気を
サポート)により、簡易かつ直感的に正確なバッグ換気手技の実施
を支援。
小型・軽量・乾電池での駆動により、電源事情が不安定といった生
活インフラが未整備な途上国地域においても使用可能な機器を実現。

期待されるアウトプット、アウトカム
<期待されるアウトプット>
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の開発を計画する採択課題の割合 25%への貢献
<期待されるアウトカム>
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の薬事承認件数 20件への貢献
・研究成果を活用した臨床試験・治験への移行への貢献
○製品導入による定性的効果
安全かつ低コストでの呼吸管理の手法の導入、腎疾患スクリーニング効率向上、マラリア原虫感染者発見効率向上によるマラリアの効率的な治療、新生児蘇生成功率の向上、骨
関節機能障害低減によるQOL改善、感染症予防接種率向上、予防可能な失明と視力障碍の低減、X線装置を用いたAI診断による肺感染症診断率向上、医療現場における新型コ
ロナウイルス変異株の簡易検出による診断効率向上、モバイル型SNS連動胎児モニター活用による周産期死亡低減、結核の治療モニタリングによる結核患者数の低減等

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