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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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具体的な研究内容等
〇令和3年度より精神疾患及び神経・筋疾患における早期
診断に資する医療機器プログラム等の開発に係る研究
を6課題実施しているところであるが、いずれの研究課
題も、医療機器の薬事承認取得を目標としており、令和
7年度が最終年度であった。
〇令和8年度からは疾患領域を拡大しつつ、既存製品より
も優位で実用化の道筋が明確な、以下のものに対し、AI
技術を活用した製品・サービスの技術開発を進める。
・AIを用いた診断、治療の改善により、患者の予後や生活の質
の向上に資するもの
・医療従事者の負担軽減に資するもの

○医療従事者の負担軽減に資する、AI 技術を活用したD to DやD to Pを対象とした
テレメディシン・サービスの開発、評価、社会実装を推進し、疾患領域や診療科を
問わず、どこの医療機関においても安心して最先端・最適な専門医療を継続して
提供できるよう研究開発を進める。
適切な診療提供および医療従事者の負担軽減に繋げ、どの病院でも
安心して最先端・最適な医療を継続して提供する
地方等の一般病院
の医療従事者等

患者の診療情報

専門診療が可能な
医療従事者等

適切な診療対応をサポート

遠隔においても専門診療が可能なD to DやD to Pの診療体制構築のため
のAI技術開発、および開発されたAI技術を実装するための基盤整備

期待されるアウトプット、アウトカム
期待されるアウトプット
〇既存製品よりも優位な下記に関するAI技術を活用したプログラム医療機器等の製品・サービスの実用化
・AIを用いた診断、治療の改善により、患者の予後や生活の質の向上に資するもの
・医療従事者の負担軽減に資するもの
〇様々な疾患の診療において、遠隔においても専門診療が可能なD to Dの診療体制構築を可能とするAI技術を活用した基盤整備を行う。
〇D to Pについて、臨床研究の成果を活用した、エビデンスに基づくオンライン診療の標準的な活用方法について、既存の診療ガイドライ
ンに収載する。
期待されるアウトカム
〇プログラム医療機器等により、適切な診断・治療による予後の改善や生活の質の向上を図る。
〇新たなAIサービスにより医療従事者の負担を軽減し、労働生産性の向上、労働意欲の向上、離職率の低下、患者・利用者・利用者家族
の満足度向上などを実現する。
〇様々な疾患の診療において、遠隔でも専門診療が可能なD to DやD to P等の診療体制を実現するAI技術を活用した基盤を実装し、ど
の病院でも安心して最先端・最適な医療を継続して提供し、医療の質を確保した上で医療従事者の負担を軽減する。

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