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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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肝炎等克服実用化研究事業

令和7年度予算額

3,307,678千円

PJ区分

事業概要(背景・目的)

予算額(千円)

医薬品
医療機器・ヘルスケア
B型・C型肝炎ウイルスの感染者は、全国で約200~250万人と推定されており、国内最大級の感染症である。
再生・細胞医療・遺伝子治療
肝炎は放置すると肝がん等の重篤な病態に進行するため、肝炎の克服に向けた対策を総合的に推進する目的で
感染症
平成22年1月に肝炎対策基本法が施行された。同法による肝炎対策基本指針に基づき、肝炎研究推進戦略
データ利活用・ライフコース
(肝炎研究10カ年戦略からの見直し)が策定され、臨床・基礎・疫学・行政研究のそれぞれにおいて達成す
シーズ開発・基礎研究
べき成果目標が定められている。肝炎研究推進戦略で定められた成果目標の達成を目指し、肝炎に関する基礎
橋渡し・臨床加速化
から臨床研究等を一貫して総合的に推進する。
イノベーション・エコシステム


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令和8年度概算要求のポイント
肝炎等克服緊急対策研究事業では、肝炎の予防、診断、治療に係る技術の向上及び必要な医薬品等の開発等の研究を推進する。具体的には下記の通りである。
・ 革新的技術を用いた抗線維化療法の開発や、肝再生及び肝機能の改善に資する治療法の開発を推進するとともに、長期経過と予後の把握や、肝線維化の非侵襲的な評
価方法や予後予測の基盤研究等を進め、肝硬変の予後改善を図る。
・ 肝炎ウイルスの感染サイクル、病原性発現、肝発がん等への進展、再発に関する機序の解明と発がんや再発の予防法及び治療法等に関する研究を推進する。
・ 免疫学的手法を用いた新規肝炎治療法や予防法、肝発がん予防法の開発に資する研究を推進する。
・ C型肝炎ウイルス(HCV)の感染複製増殖過程の機序解明や、新規作用機序によるウイルス制御に関する研究、非代償性肝硬変を含めたHCV排除後の病態解析と予
後の解明や、薬剤耐性機構解明や再治療に関する研究、小児ウイルス性肝炎における病態評価法及び治療法の確立に向けた研究を推進する。


代謝機能障害関連脂肪性肝疾患の機序解明及び治療法や代謝関連肝がんの病態解明に関する研究や、A型・E型肝炎ウイルス感染症の制御を目指した研究、肝疾患
領域における新たな検査法や治療法等の新規知見の創出等に関する研究等を行う。

・ B型肝炎の治療効果向上やHBs抗原消失率向上に資する研究、HBVの再活性化等の病態解明やリスクに関する研究、個別化医療を目指した研究を推進する。
・ 慢性炎症等を背景とした肝発がん、その高頻度で起こる肝がん特有の再発に至る機序を解明し再発の予防および治療法の開発や、対策の推進に関する最新の知見の創出
を目指す。
B型肝炎創薬実用化等研究事業では、未だウイルスを完全に排除する根治療法がないB型肝炎の画期的な新規治療薬の開発・実用化を目指して、抗B型肝炎ウイルス
(HBV)効果を有するシーズや化合物の探索、創薬ターゲットの探索・同定、より効率的かつ再現性に優れたHBVの持続感染動物モデルの確立、新規技術を活用しHBVの
cccDNA排除またはHBs抗原消失につながる治療法の開発を推進するとともに、HBV感染症の治療法の開発に資する新たな知見の創出等に関する研究を推進する。

これまでの成果概要等





臨床研究・治験に移行した研究開発(令和4~5年度)
承認申請・承認等に至った研究開発(令和4~5年度)
特許申請・登録等に至った研究開発(平成31年4月~令和3年度)
基礎から実用化までの切れ目のない支援の実施(令和4~5年度)

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