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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案)の概要 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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令和7年度予算額
循環器疾患・糖尿病当生活習慣病対策実用化研究事業事業
PJ区分

事業概要(背景・目的)
本研究事業では、健康日本21(第三次)や循環器病対策基本法等で掲げられている「健康寿命の延
伸」を目標に、栄養・食生活、身体活動・運動、休養・睡眠、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康等の生活習
慣や健診・保健指導、さらには、生活習慣病の病態解明や治療法の確立、生活習慣病患者の生活の質
の維持・向上等、幅広いテーマを対象に、がん以外の生活習慣病の新たな対策に直結する研究開発を
「健康増進・生活習慣病発症予防分野」と「生活習慣病管理分野」に整理し、推進している。

医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
感染症
データ利活用・ライフコース
シーズ開発・基礎研究
橋渡し・臨床加速化
イノベーション・エコシステム


708,764千円
予算額(千円)
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令和8年度概算要求のポイント





個人に最適な循環器疾患・糖尿病等の生活習慣病の重症化予防方法及び重症化後の予後改善に資する研究開発
AIやICT等を利用した生活習慣病の発症を予防する新たな健康づくりの方法の確立
循環器疾患・糖尿病等生活習慣病の病態解明や革新的な予防、診断、治療、リハビリテーション等に関する方法に資する研究開発
ライフステージを意識した新たな知見を収集するとともに、適切な介入方法の研究開発

これまでの成果概要等

(※)アウトプット、アウトカムについては、医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日決定、令和3年4月6日一部変更)を元に記載



【ゲノム・データ基盤PJ】
• 東アジア特異的RNF213 p.R4810Kバリアントの迅速判定に基づくリスク評価を進め、診断パネル開発のための多血管疾患の血管領域特異性を規
定する要因を同定。
• 日本腎臓学会の大規模データベース慢性腎臓病患者包括的縦断データベース(Japan Chronic Kidney Disease Database: J-CKD-DB-Ex)Jを構築し、
同データベースを新たに利活用することによって糖尿病関連の新たなエビデンスを創出。
<アウトプット> IF5以上の論文掲載件数(令和3~6年度) 44件
【疾患基礎研究PJ】
• 心臓血管内皮細胞が分泌するIGFBP7タンパクが心不全を増悪させることを発見し、ワクチンでIGFBP7を中和することにより心不全モデルを改善す
ることに成功。
• 生理的な構造・機能を有するヒトiPS細胞由来3D血管を初めて開発し、国内および国際特許を出願。BIO 3Dプリンターを用いた分岐血管モデルの
プロトタイプまで作製に成功。
<アウトプット> IF5以上の論文掲載件数(令和3~6年度) 292件 ・新たな疾患発症メカニズム解明の件数(令和3~6年度) 11件

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