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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

1

第四版

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

(ii) 抗菌薬の終了が困難な時の CDI の治療について

2

データが少ないが、以下のような例が提唱されている 178。

3

CDI 治療薬ではない抗菌薬の数や期間について確認し、投与する抗菌薬の数を減

4

らす・日数を短縮することを検討、さらにリスクの低い抗菌薬に変更する。

5

可能であればプロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor:PPI)を中止する。

6

メトロニダゾールで治療しない(治療失敗や 30 日死亡率の増加が報告されている)

7

CDI のリスクの高い薬剤としてはフルオロキノロン系抗菌薬、クリンダマイシン、

8

広域ペニシリン系抗菌薬及び第 2 世代以上のセファロスポリン系抗菌薬、カルバペ

9

ネム系抗菌薬等が報告されている 179。

10

87