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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

表 5.

1

第四版

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の治療例 37
In vitro での活性

抗菌薬名

Non-CP-CRE

CPE(IMP 型
を想定)

レボフロキサシン

AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を参照





ST 合剤

AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を参照





AmpC 産生腸内細菌目細菌の項を参照





コリスチン

点滴静注 初回 900 万単位(300 mg に相当)を
負荷投与後、1 回 450 万単位(150 mg に相当)
12 時間毎投与 90 30 分以上かけて点滴静注¶





チゲサイクリン※1

点滴静注 初回 100-200 mg 単回投与後、
1 回 50-100 mg 12 時間毎¶91
30~60 分かけて 92





メロペネム
(イミペネム/
シラスタチン非感
性でもメロペネム
に感性の場合)

膀胱炎:

点滴静注 1 回 1 g 8 時間毎
(1 回あたり 30 分かけて投与)
その他の感染症: 点滴静注 1 回 2 g 8 時間毎 ¶93,94
(1 回あたり 3 時間かけて投与する
長時間投与法を検討)



×

レレバクタム/
イミペネム/
シラスタチン

点滴静注 1 回 1.25 g 6 時間毎
(1 回あたり 30 分かけて投与)



×

アズトレオナム

点滴静注 1 回 2 g
8 時間毎
(1 回あたり 3 時間かけて投与)¶95

×



セフィデロコル

点滴静注
1 回 2 g 8 時間毎
(1 回あたり 3 時間かけて投与)
CCr≥120 mL/min の患者では 1 回 2 g 6 時間毎(1 回あた
り 3 時間かけて投与)に増量





アビバクタム/セフ
タジジム

点滴静注
1 回 2.5 g 8 時間毎
(1 回あたり 3 時間かけて投与)エラー! 参照元が見つかりません。



×

アビバクタム/セフ
タジジムとアズト
レオナムの併用療


アビバクタム/セフタジジム
1 回 2.5 g 8 時間毎(1 回あたり 3 時間かけて投与)と
アズトレオナム 1 回 2 g
8 時間毎(1 回あたり 3 時間かけて投与)を(Y 字管や
複数ルート、中心静脈の複数ルーメン等を用いて)同
時投与





アミカシン
※1,※2

2
3
4
5
6
7
8

推奨投与量(肝腎機能正常者)



留意点や臨床効果と安全性のバランスを含む詳細は付録 p.16-19 参照

※1

チゲサイクリン及びコリスチンの使用に当たっては、日本化学療法学会が適正使用に関する指針をそれぞれ
公開している 97,98

※2

コリスチンの投与により低カリウム血症、低マグネシウム血症、低カルシウム血症があらわれることがある
ので、定期的に検査を行うこと。
(添付文書参照)

¶ 表内は海外用量を含むため、国内添付文書での適応症や用量に関しては付録 p.16-19 参照

9

20