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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

第四版

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

1

らに、スルバクタム単剤に耐性だった A. baumanni-calcoaceticus complex の 95%が

2

スルバクタム/デュロバクタムには感性だったエラー! 参照元が見つかりません。。そのため、2024

3

年度版の IDSA ガイダンスではスルバクタム/デュロバクタムとカルバペネム系抗菌

4

薬の併用が CRAB 治療の第一選択として提示されているエラー! 参照元が見つかりません。。

5
6

その他の国内未承認薬剤では、エラバサイクリン 138 等が有望視されているが十分
な臨床データがなく、今後のデータの蓄積が待たれる 139,140。

7
8
9

(iv) 表 10
足)

アシネトバクター属菌に対する抗菌薬の主な選択肢と注意点(補

10

メロペネムの 1 回 2 g を 1 日 3 回/日での投与は添付文書では化膿性髄膜炎の場合

11

にのみ適応となっている。また、メロぺネム添付文書の適応菌種に、アシネトバク

12

ター属は含まれていない。

13

セフェピムの添付文書上限は最大 4 g/日である。

14

スルバクタム/アンピシリンについては、IDSA ガイダンスでは 1 日投与量 27 g と

15

記載されているがエラー! 参照元が見つかりません。、添付文書上限は最大 12 g/日である(ただし、

16

添付文書上の適応菌種にアシネトバクター属菌は含まれていない)。社会保険診療報

17

酬支払基金の審査情報事例には、『原則として、「スルバクタムナトリウム・アンピ

18

シリンナトリウム【注射薬】」を「脳膿瘍」に対して「1 回 3-4.5 g を 6 時間毎、静脈

19

内に投与」した場合、当該使用事例を審査上認める。』と記載がある。

20
21

ミノサイクリンは、IDSA では 200 mg 12 時間毎を推奨しているがエラー! 参照元が見つかり
ません。

、添付文書上の最大投与量 200 mg/日を超える。

22

チゲサイクリンの添付文書での用法用量は、「通常、成人には、チゲサイクリンと

23

して初回用量 100 mg を 30~60 分かけて点滴静脈内投与、以後 12 時間毎に 50 mg

24

を 30~60 分かけて点滴静脈内投与する。」である 65。

25

82