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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

第四版

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

表 13.

1
薬剤名

各抗真菌薬の投与量

初期投与量

維持投与量(日)

付記

ミカファンギン



点滴静注 1 回 100 mg
24 時間毎
1 時間以上かけて

重症例では、1 回 150 mg
までの増量を検討

カスポファンギン

初日 1 回 70 mg
24 時間毎
約 1 時間かけて点滴静注

点滴静注 1 回 50 mg
24 時間毎
約 1 時間かけて

肝障害(Child-Pugh 7-9)
では 35 mg/日へ減量



点滴静注 1 回 2.5~
5 mg/kg
24 時間毎
1-2 時間以上かけて



静注 1 回 400 mg
24 時間毎

CCr<50 で維持量を 50%へ
減量
内服及び腸管吸収が可能な
場合は、同量のまま点滴か
ら内服へ変更を検討

アムホテリシン B
リポソーム製剤

フルコナゾール



2
3
4

表 14.

眼内炎を伴わない侵襲性カンジダ治療薬の推奨例 239
推奨薬(各薬剤への感受性を確認)

<経験的治療>

<標的治療>
C. albicans

ミカファンギン、
カスポファンギン

フルコナゾール

C. glabrata, C. krusei
ミカファンギン、
カスポファンギン

5
6
7

45

C. parapsilosis
薬剤感受性に基づき
フルコナゾール、
ミカファンギン、
カスポファンギンより選択