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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

抗菌薬名

ST 合剤

第四版

推奨投与量

膀胱炎:
<経口投与>
2 錠/回(トリメト
プリム[80 mg/
錠]として
160 mg/回)

1日2回

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

AmpC 過剰産生 AmpC 過剰産生の
のリスクが
リスクが
相対的に高い
相対的に低いか、
菌種
リスクの程度が
(E. cloacae、 よく分かっていな
K. aerogenes、
い菌種
C. freundii 等) (S. marcescens、
M. morganii、
P. rettgeri、
H. alvei 等)




膀胱炎には 2 アンプル(トリメ
トプリム[80 mg/アンプル]と
して 160 mg/回)を 12 時間毎も
可能。
経口吸収率が高いため、状態が
安定すれば、経口スイッチを検
討できるエラー! 参照元が見つかりません。。
皮膚障害、肝障害、血液障害の
出現に注意。急性腎障害や電解
質異常にも留意。
ニューモシスチス肺炎や
S. maltpophilia 感染症で推奨され
る 12~15 アンプル/日ほどの高
用量は要さないため、副作用の
頻度も低減できる。
ST 合剤の点滴静注は 1 アンプル
(トリメトプリム 80 mg)あた
り 5%ブドウ糖液又は生理食塩水
125 mL(輸液量に制限がある場
合、75 mL)の割合で混合して投
与。
ST 合剤(経口)国内添付文書上
の一般感染症への治療用量は 1
日 4 錠(2 錠/回、1 日 2 回。適応
菌種に S. marcescens は含まれ
ていない。点滴静注では適応症
はニューモシスチス肺炎のみ。





アミノグリコシド系抗菌薬は非
UTI での臨床実績が乏しく、予後
が悪化し腎障害のリスクも上昇す
る可能性があるため、少なくとも
単剤治療は避ける 24。
アミノグリコシド系抗菌薬の中
で最も感性が維持されやすいの
はアミカシンである 25 ため、こ
こではアミカシンを取り上げた
が、トブラマイシンやゲンタマ
イシンも感性が確認できれば同
様に利用可能である。
抗菌薬 TDM 臨床実践ガイドライ
ンでは AMK1 日単回投与の場合
の目標トラフ値<4 μg/mL だが
23、IDSA ガイダンスに従って、
目標トラフ値<5 μg/mL としたエラ
ー! 参照元が見つかりません。


その他の感染症:
<経口投与>
2~4 錠/回(トリ
メトプリム
[80 mg/錠]とし
て 4~6 mg/kg/
回)
、1 日 2 回¶22
<点滴静注>
2~4 アンプル(ト
リメトプリム
[80 mg/アンプ
ル]として
4~6 mg/kg/回)を
12 時間毎¶

アミカシン

膀胱炎:
15 mg/kg/回
単回点滴静注
その他の感染症:
初回 20 mg/kg で
点滴静注後、
TDM(peak/MIC
8-10、トラフ値
<5 μg/mL)エラー! 参

留意点

照元が見つかりません。

抗菌薬 TDM 臨床
実践ガイドライン
2022 を参照 23

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