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【参考資料2-3】抗微生物薬適正使用の手引き 第四版(案)薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編 (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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抗微生物薬適正使用の手引き

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第四版

薬剤耐性菌感染症の抗菌薬適正使用編

独感染)、他の菌と比較して死亡率や治療奏功率に差がなかったと報告している エラー!
参照元が見つかりません。



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併用療法

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主に ST 合剤とフルオロキノロンやミノサイクリン等による併用療法と単剤治療の

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効果について、複数の小規模な観察研究間で相反する結果が得られ評価が一定して

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いないエラー! 参照元が見つかりません。-エラー! 参照元が見つかりません。。近年報告された、S. maltophilia に

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よる院内肺炎における併用療法と単剤治療をプロペンシティ・スコア・マッチング

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を用いて比較した多施設観察研究では、全体では併用療法は 30 日死亡率を低下させ

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なかったが、免疫不全患者及び重症患者では有意に 30 日死亡のリスクを低下させた

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エラー! 参照元が見つかりません。



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アビバクタム/セフタジジムとアズトレオナムの併用療法
MBL である L1 による分解を受けないが L2 による分解は受けるアズトレオナムに、

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L2 を不活化するアビバクタムを併用することにより抗菌力を発揮する 144。サーベイ

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ランスデータでは高い感性率を誇るが、有効性の根拠となる臨床データは限られて

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おり 171-172、また肝障害が 40%で生じたとする報告もされている 62。なお、CLSI は

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アビバクタム/セフタジジムとアズトレオナムの併用療法の感受性検査には broth disk

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elution 法を用いることを推奨している 66,エラー! 参照元が見つかりません。。

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日本未承認薬剤
エラバサイクリン 171,174、も治療の選択肢として有望視されているが、臨床データ

の十分な蓄積がない。
なお、添付文書上の適応菌種に S. maltophilia が含まれているのは、ミノサイクリ
ン注とセフィデロコルのみである。

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