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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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例えば、1床当たりの救急搬送件数と協力対象施設入所者入院加算算定数を算出し、その合計値に一定の係
数をかけた数値を、A~C項目から算出した重症度、医療・看護必要度の該当患者割合に加えることとすれば、
救急搬送受入や協力対象施設からの入院受入が多い病棟では該当患者割合が高くなり、病棟全体の負荷を重
症度、医療・看護必要度の一要素として評価することができるのではないか。
該当患者割合への加算(%)=(救急搬送件数※+協力対象施設入所者入院加算の算定回数)÷ 病床数 × 一定の係数
※救急搬送件数には入院しなかった場合を含む。複数の病棟がある場合は、外来を含む救急搬送件数を、病棟ごとの救急搬送の入院受入数で按分する。
計算例:
救急搬送件数900件、協力対象施設入所者入院加算の算定回数100件である50床(1病棟)の病院の場合、
(900+100) ÷ 50 = 1000 ÷ 50 = 20
仮に、「一定の係数」を0.002とする場合、
該当患者割合への加算(%)= 20 × 0.002 = 4%
A~C項目から算出された重症度、医療・看護必要度が仮に12%であった場合、計算後は基準該当割合は16%となる。
該当患者割合へ加算されるパーセンテージ
病棟数 160 0%
1%
2%
3%
4%
140
120
100
病床あたりの救急搬送件等入院件数
が多い病棟では、該当患者割合に、
大きい数(例えば4%分)が加わる。
病床あたりの救急搬送等入院件数が 80
少ない病棟では、該当患者割合に、 60
小さい数(例えば1%分)が加わる。
40
20
0
0
5
10
15
20
病床あたりの救急搬送件数+協力対象施設入所者入院加算算定回数
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