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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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看護業務におけるICT機器等の主な導入例
業務内容(行為時間)
※行為時間合計1440分(24時間)
業務内容
導入機器
主な効果
電子カルテに記載された看護記録をAI ○転倒転落リスク判定に係る時間
が解析し入院患者の転倒転落リスクを 患者1人につき5分 ⇒ 0分へ削減
評価し、リスクの高い患者の要因を一 ○転倒・転落インシデント報告件数
目で把握できる。
導入前460件 ⇒ 導入後 284件
A:入院(13.22分)
・入院オリエンテーション
・入院診療計画書
・転倒転落アセスメント
・アナムネーゼ 等
機器の説明
転倒・転落
転倒転落アセ
予測システ
スメント
ムAI
無線機にイヤホンとマイクを取り付け ○報告・連絡に伴う時間・移動距離の削減
た通信機器で、携帯電話と違い、作業 (日勤8時間内を想定)
をする両手が空き、複数の人と同時に
導入前32分7秒/日 ⇒ 導入後0分/日
B:情報共有(190.68分)
看護師間の報 インターコ 通話を行うことができる。
告・連絡・相 ミュニケー
・患者等からの情報収集
ションシス
・看護師間の報告・連絡・相談 談
テム
・看護師間の申し送り
・医師への報告・連絡・相談
・他の職種への報告・連絡・相
談・調整
チャット機能、ビデオ通話、ファイル ○業務移動距離の減少(4~5km/日)
・カンファレンス 等
の共有など様々な機能があり、1対1 ⇒看護師1人当たり1日100分の時間を創出⇒看
看護師間の報
だけでなく、グループで使用できる。 護師(200名)の時間外労働が年間6000時間減少
告・連絡・相 SNS:
談
Teams等
※項目、業務内容、行為時間は令和6年度厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「効率的な看護業務推進の評価に係る実態把握のための研究」分担研究者 菊池令子・小澤知子(研究代表者 坂本すが)
を基に医政局看護課で作成。
※導入機器、主な効果は「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の表彰事例、看護現場のデジタルトランスフォーメーション促進事業で作成した事例集「これからはじめる看護DX事例紹介」、HITO病院、NTT東日本関東病院、
恵寿総合病院、淡海医療センターからの提供資料を基に医政局看護課で作成。
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