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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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入院患者の約3割は口腔衛生状態が不良であった。特に高齢者では、約85%に口腔機能障害が
みられたとの報告がある。
入院患者における口腔衛生状態の割合
疾患別のOAG点数
入院患者の義歯適合状態
27.6%
72.4%
OAG13点未満
OAG13点以上
対象:鳥取赤十字病院の全ての入院患者232名
手法:歯科口腔外科の歯科医師および歯科衛生士が、口腔アセスメントガイド(OAG、Oral Assessment Guide)を用いて口腔内の評価を実施。OAG13点以上を中等症以上の
口腔衛生不良群とした。
出典:鳥取赤十字医誌 第23巻,26−30,2014年、(報告)当院入院患者の口腔内状態の調査結果
回復期リハビリテーション病棟入院患者で
口腔機能障害がある者の割合
14.8
31.5
54.6
良好
中等度の障害
重度の障害
口腔機能障害の項目別のスコア
項目
声
嚥下
口唇
歯・義歯
粘膜
歯肉
舌
唾液
スコア1:良好
スコア2:中等度の障害
スコア3:重度の障害
スコア1
n(%)
83(77.6)
86(80.4)
68(63.6)
23(21.5)
77(72.0)
58(54.2)
55(51.4)
81(75.7)
スコア2
n(%)
14(13.1)
15(14.0)
36(33.6)
50(46.7)
24(22.4)
45(42.1)
48(44.9)
14(13.1)
スコア3
n(%)
10(9.3)
6(5.6)
3(3.8)
34(31.8)
6(5.6)
4(3.7)
4(3.7)
12(11.2)
対象:回復期リハビリテーション病棟入院している65歳以上の高齢患者108名
手法: 歯科衛生士により、改定口腔アセスメントガイド(ROAG、Revised Oral Assessment Guide)を用いて口腔内の評価を実施。ROAGスコア9点以上を口腔機能障害ありとし
ている。
出典:白石他「高齢入院患者における口腔機能障害はサルコペニアや低栄養と関連する」日本静脈経腸栄養学会雑誌 31(2):711-717:2016
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