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入ー3 (119 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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看護業務の効率化の主な例⑤
業務内容
(行為時間)
※行為時間合計1440分(24時間)

看護業務におけるICT機器等の主な導入例
業務内容

導入機器

機器の説明

主な効果

ロボットが検体や薬剤等を搬送する。

○削減された搬送業務時間:約69時間/月の短縮

G:搬送・移送(10.21分)

・患者の搬送
・薬・検体・書類の搬送

物品搬送ロ
薬・検体・
ボット
書類の搬送

個々の手術機器に2次元バーコードが貼 ○ 手術1件の器械組み立てに要する時間が
付され、洗浄・組立・滅菌・保管・使
566.3秒 ⇒ 312.8秒
用・回収使用履歴管理ができ、手術準 ○ 手術件数が1,134件増加
・機器類の点検(車いす・酸素
総合滅菌管理 備等が効率的に行える。
ボンベ・DC等)
システムAries
機器類の点
・病棟の安全や管理の点検(施
/IoT(Internet

錠、消防設備等)
of Things)技
・薬品や物品の使用期限の点検

H:点検作業(5.14分)

I:その他(297.50分)

・ME機器の取り寄せ・管理・返

その他
・書類の作成
・電話対応
・業務に関する打ち合わせ
・委員会・会議 等

入院、退院、検査、バイタルサイン等
の情報をリアルタイムに把握、集約す
ることで、業務量の可視化や業務の最
適化が行える。
患者および病 ※手術件数、内視鏡件数、血管造影件
院資源の統合 数、化学療法件数、呼吸器稼働台数等
の指標からタスクスコアを算出。
システム

○ベッドコントロールがスムーズにできるように
なり、病床稼働率が89.9%から94.1%へ上昇
○看護師の応援体制が強化され、一般急性期病棟
の超過勤務時間が5,700時間(1,100万円以上)減


※項目、業務内容、行為時間は令和6年度厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「効率的な看護業務推進の評価に係る実態把握のための研究」分担研究者 菊池令子・小澤知子(研究代表者 坂本すが)
を基に医政局看護課で作成。
※導入機器、主な効果は「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の表彰事例、看護現場のデジタルトランスフォーメーション促進事業で作成した事例集「これからはじめる看護DX事例紹介」、HITO病院、NTT東日本関東病院、
恵寿総合病院、淡海医療センターからの提供資料を基に医政局看護課で作成。

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