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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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看護業務におけるICT機器等の主な導入例
業務内容
(行為時間)
※行為時間合計1440分(24時間)
業務内容
導入機器
機器の説明
主な効果
スマートフォンに音声で入力したメモ ○ 業務時間外記録
が看護記録に送られる。
導入前平均92.2分 ⇒ 導入後平均59.2分
○ 一人あたり月平均時間外勤務時間の削減
スマートフォ
導入前21.86時間 ⇒ 導入後10.92時間
ン
○直接ケア時間は4.6%増加し、間接ケアが22.9%
音声入力シス
減少
テム
○リアルタイムでの記録や写真の取り込みが容易に
なった。
スマートフォ
○モバイル端末で写真撮影し、その場でノートパソ
ン(モバイル
モバイル端末で作成した記録や撮影し
F:看護記録(196.46分)
コンの患者カルテ画面を確認、確定することでカル
日々の看護実 端末を活用し
た写真を電子カルテに取り込む。
テ入力が終了するため、患者間違いの不安がなく
施記録
た電子カルテ
・看護計画作成・アセスメント
なった。
入力補助)
・日々の看護実施記録
・退院時サマリー作成
バイタルサイン測定の専用機器をベッ 【バイタルサイン自動入力測定機器導入による看護
・重症度・医療看護必要度の入
ドサイドでICカードリーダーにかざす 師のバイタルサイン入力のタイムラグ】
力 等
と測定値が電子カルテに反映される。 ○日勤(午前検温):導入前89.1秒⇒導入後64.8秒
○日勤(午後検温):導入前28.5秒⇒導入後20.2秒
通信機能付バ
○日勤(臨時検温):導入前25.7秒⇒導入後18.6秒
イタルサイン
【バイタルサイン測定機器導入による看護師(7名)
測定機器
の時間外労働】
導入前48.3時間/月⇒導入後36.3時間/月
文書作成機能で、日々の看護記録から ○退院時看護サマリー作成時間が平均42.5%減少
退院時サマ 生成AIサービ 生成AIが退院時看護サマリーを作成す ○退院時看護サマリー作成時間の心理的負担が平均
る。
27.2%減少
リー作成
ス
※項目、業務内容、行為時間は令和6年度厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「効率的な看護業務推進の評価に係る実態把握のための研究」分担研究者 菊池令子・小澤知子(研究代表者 坂本すが)
を基に医政局看護課で作成。
※導入機器、主な効果は「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の表彰事例、看護現場のデジタルトランスフォーメーション促進事業で作成した事例集「これからはじめる看護DX事例紹介」、HITO病院、NTT東日本関東病院、
恵寿総合病院、淡海医療センターからの提供資料を基に医政局看護課で作成。
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