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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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内科系症例をより反映する指標についての検討


内科系症例が外科系症例と比べて重症度、医療・看護必要度のA・C項目を満たしにくいことについて、
適切な受け入れが求められる内科系症例の重症度を適切に評価するための指標の案を以下に列挙した。

考えられる対応

現行のA・C項目の修正

具体的な対応例


















診調組 入-2参考
7 . 7 . 3 改

医療資源投入量(出来高
点数)を評価

疾患名に応じて評価

救急応需や緊急入院など
病院として負荷の高い
項目を評価

緊急入院の該当日数を伸ばす
A6の下位項目のうち免疫抑制剤
を2点→3点に
負荷の高い内科疾患に行われる
処置等を追加

メリット




大きな変化は生まれにくい。
個々の症例の評価を精緻化する
ことには限界があるのではない
か。



不要な検査を惹起する可能性。
特に出来高病棟では医療費の増
加につながらないか。

病名のアップコーディングが生
じないか。
入院時には診断がつかないこと
も多い。



影響を試算しやすい



データ提出加算のEF
ファイルを用いて自
動的に計算可能で手
間はない

C項目では評価されづ
らい内科系症例のみ
にダイレクトに加点
される



病院の取組そのもの
を評価することにつ
ながる





検査の包括内出来高点数が一定
以上の場合に加点



内科系救急等で明らかに入院適
応があり、かつ、頻度の高い一
定の疾患に入院○日目まで加点



病床数あたりの救急応需件数や
緊急入院件数に応じた一定の割
合を、基準該当割合に加算





考えられる懸念



軽症の患者であっても、救急車
利用が促されたり、緊急入院が
装われたりすることはないか。

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