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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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第3回 医師の働き方改革を進めるた
めのタスク・シフト/シェアの推進に関す
る検討会(令和元年11月20日)
参考資
料3
病棟診療における検査業務の課題
採血、検査についての説明
「採血、検査説明については、・・・
医師と看護職員及び臨床検査技師との適切な業務分担を導入することで、医師等の負担を
軽減することが可能となる。」
医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進(医政発第1228001号)より
○患者の結果報告確認(特に早朝検査)が医師・看護師の本来業務が優先されることにより、
患者処置が遅延してしまう場合がある
○看護師の業務負担軽減への取り組みとして、臨床検査技師による採血・検査についての
説明等の実施への期待が高い割合を占めている (第306回中医協総会 入院医療(その3)より)
<医療現場における事例>
・検査結果のチェックもれや遅れによる処置および治療の遅延
※医療安全情報:日本医療機能評価機構
・輸液中の四肢からの採血により検査結果に影響がおよび不要な治療が実施
※医療安全情報:日本医療機能評価機構
・病棟採血検体の再採血の件数(採血管の間違えや採血量の不足等)
臨床検査技師の病棟配置による効果
・オンタイムで必要な生理検査実施(胸痛発作時の心電図記録)
・病棟採血/病棟内検査の実施 ・インシデントの減少(検体再採血率の減少等)
・検査説明(検査前/検査結果)を行う事で患者のセルフケア(自己管理)意識の啓発
・医師の具体的指示による検査結果のモニタリング(処置の遅延防止)
・看護師が患者の観察、直接ケアなど本来業務に専念できる
検査に関する専門的知識を有する臨床検査技師が病棟に常駐することにより、タス
クシェアリングが推進し、医師/看護師等の負担軽減に繋がる。
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