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入ー3 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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受入困難事例になりうる高額薬剤の内容②
○ 自由記載においては、骨粗鬆症治療薬や、生物学的製剤を含む分子標的治療薬を挙げる施設が多かった。
○ 4分の1を超える回復期リハビリテーション病棟を有する病院で抗がん剤が回答された。他に、医療用
麻薬、間質性肺炎治療薬、腎性貧血の治療薬は回復期リハビリテーション病棟で特有に回答されていた。
○ 療養病棟ではこれらの薬剤を回答した施設は少なかったが、「高額な薬剤」という形で薬価に言及した
施設が多かった他、他の病棟と比較し、薬価が低い薬剤についても回答される傾向にあった。
カテゴリ

回リハ 地ケア 療養
(n=256) (n=283) (n=155)

具体的な回答内容や薬剤名の例

抗悪性腫瘍剤

27.3%





骨粗鬆症治療薬(注射含む)

14.8%

9.2%

2.6% 骨粗鬆症薬(イベニティ、プラリア)など

リウマチ治療薬(生物学的製剤含む)

10.5%

6.4%

1.3%

免疫抑制剤

7.0%

3.5%

0% 免疫抑制剤、自己免疫疾患薬、免疫疾患治療薬など

生物学的製剤

5.1%

2.5%

0% 生物学的製剤、バイオ製剤など(リウマチ薬と重複あり)

ホルモン剤/前立腺がん治療薬

3.5%

2.1%

1.3%

ホルモン剤、リュープリン、ゾラデックス、アロマターゼ阻害
剤など

麻薬(点滴含む)

2.0%





医療用麻薬、麻薬点滴など

間質性肺炎治療薬

2.0%

造血剤/腎性貧血治療薬

1.6%

0%


抗がん剤、抗悪性腫瘍剤、分子標的治療薬

0%


抗リウマチ薬、DMARDs、JAK阻害薬、生物学的製剤(オレンシ
ア、アクテムラ、レミケードなど)

抗線維化薬(オフェブなど)、エンドセリン受容体拮抗薬(オ
プスミットなど)
赤血球造血刺激因子製剤(ミルセラ、ネスプなど)

てんかん治療薬

0%

0%

1.9% ビムパット、レベチラセタム、点滴の抗てんかん薬など

認知症治療薬

0%

0%

1.3% 認知症治療薬(アリセプトなど)

高額薬剤/薬価に言及した記述

4.3%

2.5%

・月3万以上、1日2千円以上、薬価が500円/1000円以上不可
7.1% ・薬価が高額なもの全般 ・極端に薬価が高い場合は受入不可
・その都度、薬価や用法・用量、汎用性により判断している

その他(抗生剤、吸入薬、褥瘡治療薬など)

2.3%

2.1%

3.9%

抗菌薬、喘息吸入薬、フィブラストスプレー、抗凝固薬、アル
ブミン製剤、向精神薬など

出典:令和7年度入院・外来医療等における実態調査 (病棟調査票(B票、C票))

-:既に除外薬剤として出来高算定可能なもの

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