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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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○ これまでの解析で、B項目については、①入院4日目、術後7日目以降は変化が少ない患者の割合が約7割に収
束する、②A項目が±2点以上変化した場合、B項目も同じ方向に変化する患者の割合が増えるが、手術後早期は
必ずしもA項目の変化と動きが一致しない。また、入院4日目、術後7日目以降はA項目の変化によらず変化しな
い割合が多くなる、③介護度が高いとB点数が高い、④要介護度の高い患者では、退院時まで変化しないケース
が多い、といった傾向がみられた。
○ B項目は、疾患によって悪化した身体機能によるケアの必要性と、発症前からの身体機能によるケアの必要性の
双方を反映した指標であると考えられる。
【B項目の構成要素のイメージ】
高
B
・発症前からのケアの
必要性が入院経過によ
点
り改善するとは考えに
数
くく、基本的に一定か、
廃用症候群を発症すれ
ば微増しうる
・治療により低下する
・急性期のほうが一般的に高い傾向
・A・C項目とパラレルに変化する(外科手術直後を除く)
疾患による療養上の世話
(疾患による身体機能の悪化に伴うケア等の必要性)
発症前からの身体機能によるケアの必要性
低
入院経過
包括期~慢性期の入院経過のイメージ
急性期の入院経過のイメージ
疾患による療養上の世話の手
間が大きく、発症前からの身
体機能によるケアの必要性は
包括期より少ない傾向
B点数
入院経過
B点数
発症前からの身体機能によるケア
の必要性が大きく、経過によって
は入院中に増大しうる
入院経過
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