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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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業務内容
(行為時間)
※行為時間合計1440分(24時
間)
(再掲)
B:情報共有(190.68分)
看護業務におけるICT機器等の主な導入例
業務内容
導入機器
主な効果
チャット機能、ビデオ通話、ファイル ○日勤から夜勤への申し送りの時間が短縮された
の共有など様々な機能があり、1対1 ○始業前の労働時間の減少
だけでなく、グループで使用できる。
看護師間の申し
送り
医師への報告・
SNS:
連絡・相談
Teams等
・患者等からの情報収集
・看護師間の報告・連絡・相
他の職種への報
談
告・連絡・相
・看護師間の申し送り
・医師への報告・連絡・相談 談・調整、カン
・他の職種への報告・連絡・ ファレンス
患者等からの情
相談・調整
報収集
AI問診
・カンファレンス 等
C:診察・治療(416.38分)
機器の説明
見守りセン
サー
睡眠モニ
ター
観察
・観察
・検査の準備・実施・片付け
(採血・血糖測定・X-P等)
・診察・治療・処置の介助
・バイタルサインの測定
・薬剤の準備
・薬剤のミキシング
・人工呼吸器管理
検査の準備・実
・吸引 等
施・片付け
(採血・血糖測 双方向ホワ
定・X-P等)
イトボード
○医師からの指示待ちの減少と指示が明確化された。
○タイムリーな情報共有(適切な時期の職種間の打
ち合わせや患者に合わせた対応が可能に)
タブレット端末で予診票の入力を行う。○外来受付から会計終了の平均時間
導入前177.0分 ⇒ 導入後165.6分
入力結果をコピーして、電子カルテに
貼り付ける。
ベッド上での体動と心拍数・呼吸数か ○鎮静剤や麻薬などのコントロール、睡眠薬のコン
ら覚醒と睡眠状況を測定し、睡眠時間 トロールを医師に提案できる。
の持続や中途覚醒が確認できる。
○睡眠と覚醒のパターンから排泄パターンも予測で
きるため、転倒転落リスクの高い患者に対するトイ
レ誘導が適切にできる。
○定期的な巡視(現在は2時間毎)の間隔をあける
ことができる。
○患者の状況から優先順位を決めて巡視することが
できる。
病棟と検査室の双方からホワイトボー ○病棟における1ヵ月あたりの検査・治療件数
ドに最新の状況を書き込み、患者の状
130件/月⇒148件/月
態や検査の進捗等が一目で確認できる。○出棟要請時間から出棟までの時間
8分27秒⇒7分
※項目、業務内容、行為時間は令和6年度厚生労働科学研究補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「効率的な看護業務推進の評価に係る実態把握のための研究」分担研究者 菊池令子・小澤知子(研究代表者 坂本すが)
を基に医政局看護課で作成。
※導入機器、主な効果は「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の表彰事例、看護現場のデジタルトランスフォーメーション促進事業で作成した事例集「これからはじめる看護DX事例紹介」、HITO病院、NTT東日本関東病院、
恵寿総合病院、淡海医療センターからの提供資料を基に医政局看護課で作成。
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